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Waves、ラウドネス・メーター・プラグイン「Waves Loudness Meter(WLM)」をリリース
満を持してWaves社が話題の分野に参入します。同社は本日、新プラグイン「Waves Loudness Meter(WLM)」をリリースしました。「WLM」は、その名のとおりラウドネス・レベルを測定するためのメータリング・プラグインで、“Waves Loudness Meter”というシンプルかつ直球なネーミングからもその自信のほどが伺えます。
ITU-R BS.1770-2、EBU R-128、ATSC A/85の各標準規格に対応した「WLM」は、受け取った音声のショートターム・ラウドネス、ロングターム・ラウドネス、トゥルー・ピーク、モーメンタリー、レンジといった値をリアルタイムに測定することが可能。また、EBU、LM1、DIALという3種類の“測定メソッド”を切り替えることができ、音声ソースに適した方法で測定することが可能になっています。ウェイティングやモーメンタリー・スケール、ロギングといった測定パラメーターも豊富に用意され、LPFとHPFを使って音声をプリ・フィルタリングすることも可能。入力は、モノ/ステレオ/5.1chに対応します。
Nugen AudioとTC Electronicの2強だったソフトウェア・ラウドネス・メーターの分野に、満を持して参入してきた王者Waves。Mercuryユーザーは無償でダウンロードできるようなので、ラウドネス値の測定に興味のある方はぜひ。
Waves: Waves Loudness Meter (WLM)