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アナログ機器のクロストークを再現した「Crosstalk」など、Sleepy-Time DSPの5種類のプラグイン・バンドルが無償配布中
アメリカのプラグイン・デベロッパー、Sleepy-Time Records。今年から「Sleepy-Time DSP」にブランド名を変え、プラグインの開発に専念することを発表していますが、Sleepy-Time Records時代にリリースしたすべてのプラグインを、「Sleepy-Time Records Free Legacy Bundle」としてまとめてダウンロード提供しています。残念ながらすべてWindows VSTのみの対応ですが、無償でダウンロードすることができます。
「Sleepy-Time Records Free Legacy Bundle」に含まれるのは、VUメーター・プラグインの「MonoChannel/StereoChannel」、トランジェント・シェイパー・プラグインの「Transient」、アナログ機器のクロストークを再現した「Crosstalk v2」、パンナー・プラグインの「DualPanner」、フェイズ・インバート・プラグインの「Polarity」の5種類。「MonoChannel/StereoChannel」は、単なるVUメーターではなく、「MonoChannel」では3バンドEQ処理、「StereoChannel」ではMSコントロールも可能。「Transient」は、モノ/ステレオ両方の入力に対応したトランジェント・シェイパー・プラグインで、あのKVRが主催するDeveloper Challenge 2012で、第4位に入った逸品です。
中でも注目は「Crosstalk v2」で、ステレオ・チャンネルにインサートすることで、アナログ機器特有のクロストーク(別チャンネルへの信号の混入)を再現できるという大変ユニークなプラグイン。
おもしろいのが、モード切り替えスイッチによって、業務機と民生機のクロストーク特性を選べる点で、実際に試したわけではないので分かりませんが、やはり民生機の方がクロストーク特性は良くないのでしょうか。もちろん、AMOUNTノブによって、クロストーク量を設定することもできます。
「Sleepy-Time Records Free Legacy Bundle」は、Sleepy-Time DSPのWebサイトから無償でダウンロードすることができます。
Sleepy-Time DSP: Sleepy-Time Records Free Legacy Bundle