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Beyerdynamic、ヘッドフォン・モニタリング時にスピーカーで再生したかのような音響を再現するVST／AUプラグイン、「Virtual Studio」の無償配布を開始
ドイツの名門：Beyerdynamic社が、新開発のVST／AUプラグイン「Virtual Studio」の無償配布を開始しています。
ドイツの研究機関であるITA Aachen（Institute of Technical Acoustics）、同じくドイツのマスタリング・スタジオであるBauer Studios Ludwigsburg、そしてプラグイン・デベロッパーのHOFA Pluginsとのコラボレーションで開発されたという「Virtual Studio」は、4つの異なる環境で、スピーカーで再生した音響を再現することができるプラグイン。このプラグインをマスター・フェーダーにインサートすることにより、ヘッドフォンでモニタリングしている際も、実際にスピーカーで鳴らしているかのようなサウンドで作業することが可能になります。
リリース・バージョンの「Virtual Studio」は、2chのスタジオ、5.1chのスタジオ、乗用車内、そして大きなコンサート・アリーナという4つのプリセットを収録。これらは独自のコンボリューション・アルゴリズムによってシミュレーションされているもようで、下部に用意された大型のスイッチで簡単に切り替えることができます。
「Virtual Studio」は、Mac／Windows（32／64bit）両対応で、VSTとAUをサポート。Beyerdynamic社のWebサイトから、無償でダウンロードすることができます。
Beyerdynamic: Virtual Studio
