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FL Studio 10をMacで使ってみました
Image Line Software社のFL Studioと言えば、シーケンサーやシンセサイザー、サンプラー、エフェクターといった機能が統合されたオール・イン・ワンの音楽制作ソフトウェアとして、日本でもとても人気の高い製品です。でもご存じのとおり、Windowsのみの対応で、残念ながらMacユーザーにとっては縁の無いソフトウェアでした。
しかし先ほどふと、CrossOver Mac(Mac上でWindowsアプリケーションをネイティブ動作させるための互換レイヤー・ソフトウェア)で、最新のFL Studioは動作するのかな?と試してみたところ、難なく動いてしまいました。念のため、OS X Mountain Lion(v10.8.3)をクリーン・インストールして、CrossOver Mac(v11.2.1)、FL Studio(v10.0.9c)ともに最新版で試してみたんですが、いろいろな機能を使ってみても何の問題もなく、操作時の反応もMacネイティブのアプリケーションのような感じです。
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現時点でFL Studioは、CrossOver Macの正式対応アプリケーションではなく、関連の掲示板を見ると、サード・パーティー製のプラグインやMIDIコントローラーの中には動作しないものもあるようですが、この環境で使っている人はけっこういるようです。CrossOver Macには、機能制限なく30日間使用できる体験版が用意されており、FL Studioにもファイル保存ができないデモ版が用意されているので、FL Studioが気になっていたMacユーザーはとりあえず試してみては……。
フックアップ: Image Line Software FL Studio
http://hookup.co.jp/products/imagelinesoftware/flstudio/
ネットジャパン: CrossOver Mac 11