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Native Instruments、2台の名機を忠実に再現したリバーブ・プラグイン「Reverb Classics」をリリース

Native Instrumentsが新製品「Reverb Classics」をリリースしています。

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「RC24」と「RC48」という2種類のエフェクトで構成される「Reverb Classics」は、Softube社と共同で開発された新しいリバーブ・プラグイン(Kontaktエフェクト)。どちらも有名な実機をモデリングしたプラグインとのことですが、その名前は明かされていません。

「RC24」は、80年代から90年代にかけて活躍したデジタル・リバーブを、12bitのAD/DAコンバーターに至るまで細やかにモデリングしたプラグイン。Room/Small Hall/Large Hallという3種類のアルゴリズムを搭載し、6本のスライダーでキーとなるパラメーターを簡単にエディットできるようになっています。上部のディスプレイには、残響音の“濃度”をリアルタイムにスペクトラム表示。エディットしたサウンドを視覚的に把握できるようになっています。

もうひとつの「RC48」は、Native Instrumentsの紹介文によると、“20年にわたりポピュラー音楽を特徴付けてきたハーモニックで音楽的なサウンド”を持ったデジタル・リバーブをモデリングしたものとのこと。HallとRandom Hallという2種類のアルゴリズムを搭載し、6本のスライダーやスペクトラム・ディスプレイを装備している点は「RC24」と同じです。

「Reverb Classics」は既に販売が開始されており、その価格は199ドル。単体でも販売されており、「RC24」「RC48」ともに149ドルとなっています。Kontaktエフェクトなので、AU/VST/RTAS/AAXという代表的なプラグイン・フォーマットにはすべて対応しています。

Native Instruments: Reverb Classics

http://www.native-instruments.com/#/jp/products/producer/effects/reverb-classics/