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写真を音に変換できるユニークなシンセ・アプリ、「Pollisynth」が現在無償で配布中
iOS用のユニークなシンセサイザー・アプリ、「Pollisynth」が現在無償で配布されています。
「Pollisynth」は、読み込んだ画像を解析して、それをサウンドに変換してしまうというユニークなシンセサイザー・アプリ。ベースとなっているのは、1987年にトーマス・ルビー(Thomas Ruby)という人物が開発したアルゴリズムとのことで、画像の色分布を基に波形に置換しているようです。
使い方はとても簡単で、最初にカメラで写真を撮影するか、ライブラリーの画像を読み込みます。カメラで撮影する場合は、右上のスライダーを真ん中のカメラ・アイコンにセットし、右下のファインダー・ボタンを押します。
ライブラリーから画像を読み込む場合は、右上のスライダーを左側のライブラリー・アイコンにセットし、同じようにファインダー・ボタンを押して、任意の画像を選択。また、Facebookでシェアされている写真を直接読み込むこともでき、この場合は右上のスライダーを右側のFacebookアイコンにセットします。Facebookでシェアされている写真は、自分がシェアしているものだけでなく、友人がシェアしているものも読み込めるようです。
カメラでの撮影、あるいはライブラリー/Facebookからの画像の読み込みを終えたら、ファインダー・ボタンの左側のスキャナ・ボタンを押します。すると左側に表示された画像がスキャンされ、サウンドへの変換が完了。あとは下のキーボードを使って演奏することができます。
また「Pollisynth」は、簡単なリズム・マシン機能も搭載しています。キーボードではない部分を上方向にスワイプすると、画面がひっくり返るので、ここで2本のRhythm Arrangementスライダーを使って、設定簡単なリズムを鳴らすことができます。
さらにスキャンによって生成されたサウンドは、Facebookでシェアすることもできるようです。右側の画像に触れるとシェアするための画面が表示されるので、サウンドに名前を付けてFacebookにログインすれば、友人に公開できるようです(なぜか僕の環境では動作しなかったので、実際に試すことはできませんでした)。
シンプルながら、なかなかおもしろいアプリである「Pollisynth」。さらなる進化に期待したいところです。
iTunesプレビュー: Pollisynth