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IK Multimedia、約8年もの開発期間を投じて完成させた“究極のエレクトリック・ベース音源”、「MODO BASS」を発表! 弦の張りや劣化具合までモデリング

IK Multimediaは本日、新製品「MODO BASS」を発表! 来月(2016年11月)から販売を開始するとアナウンスしています。

IK Multimedia - MODO BASS

IK Multimediaが新規に開発したソフト音源としては、実にSampleTank以来の製品となる「MODO BASS」は、音源方式にフィジカル・モデリングを採用したエレクトリック・ベース専用インストゥルメント。ヨーロッパ最古の大学の一つ、パドヴァ大学と約8年間かけて共同開発したという、かなり気合いの入った新製品です。

IK Multimedia - MODO BASS

MODO BASS」では、エレクトリック・ベースのボディ、弦、ピックアップ、エフェクター、アンプ、さらには奏法までモデリングし、それらを“リアルタイム・モーダル・シンセシス”という新技術で合成することでサウンドを一音一音生成。その結果、実際に人間が演奏しているかのような生々しいベース・サウンドを実現しています(すべてリアルタイムに合成されるため、同じMIDIデータを送っても毎回微妙にニュアンスが異なるサウンドが生成されるとのこと)。

収録されているエレクトリック・ベースのモデルは以下の12種類。Fender Precision BassやFender Jazz Bassといった定番から、Music Man StingRayやRickenbacker 4003など、代表的なエレクトリック・ベースはほぼ網羅されています。

IK Multimedia - MODO BASS

もちろん、このモデルを元に音色をエディットすることも可能。弦の種類や張り方、劣化具合、ピックアップ、ピックアップの周波数レスポンスなどを設定することができます。さらにはトータルの音作りに欠かせないエフェクト・モデルやアンプ・モデルも搭載。エフェクト・モデルはオクターバー、ディストーション、コーラス、コンプレッサー、エンヴェロープ・フィルター、グラフィックEQといった7種類のストンプが用意されており、アンプ・モデルはヴィンテージ真空管アンプと1×15キャビネットの組み合わせか、ソリッド・ステート・アンプと4×10キャビネットの組み合わせのいずれかを選択することができます。

IK Multimedia - MODO BASS
IK Multimedia - MODO BASS

そして「MODO BASS」の大きな特徴と言えるのが、奏法によるサウンドの違いまでも再現できる点。「MODO BASS」ではスラップ、フィンガー、ピックという3種類の中から任意の奏法を選択することができ、ハンド・パーム・ミュート、弦の振動によるデタッチ・ノイズ、スライド・ノイズの量なども調整可能。さらにはインテリジェントなレガート/スライド演奏機能も搭載されており、奏法による微妙なニュアンスの違いを音に反映させることができます。

IK Multimedia - MODO BASS

来月4日から6日の日程で開催される『2016楽器フェア』(東京ビッグサイト)では、発売に先駆けて「MODO BASS」がお披露目される予定で、そのデモを担当する音楽プロデューサーの田辺恵二さんはInstagramで以下のようなコメントを残しています。

噂のIK Multimedia MODOBASS一足先に使わさせていただきました! いやーモデリング臭さがない しかも軽い!これで逆にベースを学べるかも(笑) #ikmultimedia #modobass

Keiji Tanabeさん(@beltane33)が投稿した写真 –

MODO BASS」は、Mac/Windows両対応で、VST/AU/AAXの各フォーマットをサポート(64bitのみ)。プラグインとしてだけでなく、スタンドアローン・アプリケーションとして使用することも可能になっています。

ダウンロード版の発売は2016年11月の予定で、2016年10月19日よりイントロ・プライスでの予約受付を開始(2016年末にUSBメモリのパッケージ版も発売予定とのこと)。気になる価格は16,000円(beatcloudにおけるダウンロード版のイントロ・プライス)で、イントロ期間経過後の定価は33,000円(beatcloudの価格)となっています(価格はすべて税別)。詳しくはIK MultimediaのWebサイトをご覧ください。