関連リンク:
NEWS & INFO
Propellerhead、Reasonの新バージョン「Reason 9」を発表! 曲作りを支援してくれるデバイスやMelodyneライクなピッチ補正機能が追加
Propellerheadが、Reasonの新バージョン「Reason 9」を発表しています。
「Reason 9」の目玉は、作曲/アレンジを手助けしてくれる3種類の『Player』デバイス。『Player』はMIDIデータを加工するデバイスで、上手く活用することにより、新しいフレーズや思いがけないパターンを生み出すことができます。
「Reason 9」には、以下の3種類の『Player』デバイスが搭載されます。
● Note Echo:MIDIノートをリズミックに音程を変えてディレイさせるデバイスで、メロディーやドラム・ロールなどを作る際に有効です。
● Scales & Chords:メロディーにハーモニーやコードを付加できるデバイスです。指定したスケールでのトランスポーズや、楽曲に合ったコードの自動生成が行えます。
● Dual Arpeggio:2基のアルペジエーターによって、単純なコードを複雑でリズミックなフレーズに変えるデバイスです。シンプルなアップ/ダウン・アルペジオから、ポリフォニック/ポリリズム・アルペジオにまで対応します。
さらにはオーディオ・データのピッチやタイミングをピアノ・ロール上でエディットできる新機能、『Pitch Edit』を搭載。Melodyneライクなピッチ/タイミング補正を「Reason」内部で行うことが可能になりました。
現在アナウンスされている「Reason 9」の新機能は以下のとおりです。
● 3種類の『Player』デバイス(Note Echo、Scales & Chords、Dual Arpeggio)
● オーディオのピッチやタイミングを自在に編集できる『Pitch Edit』
● プロのサウンド・デザイナーが制作した1,000種類の新規パッチ
● デバイスの出力を素早くオーディオ化できる『Bounce in Place』
● MIDIデータ/オートメーション・データを1クリックで反転
● Razorツールによるノートの分割機能
● ユーザー・インターフェースを3種類のテーマ(デフォルト、ブルー、ダーク)から選択可能
● モノフォニックのオーディオを1クリックでMIDIデータに変換
「Reason 9」は2016年6月21日に世界同時発売予定で、価格はフル・バージョンが399ドル、旧バージョンからのアップグレードが129ドル、Reason Essentials/Adapted/Limitedからのアップグレードが349ドルとなっており、機能限定版の「Reason 9 Essentials」も69ドルで用意されます。なお、本日から2016年6月21日までにReason 8を購入したユーザーは、無償で「Reason 9」にアップグレードできるとのことです。