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GM2/GS/XGに準拠、VST 3もサポートした現代版MIDIシーケンス・ソフトウェア、「Smidy free!」が無償配布中! VST 3対応のマルチ音源も付属
ドイツ人プログラマーのFrank Rittberger氏が昨秋リリースしたフリーのMIDIシーケンス・ソフトウェア、「Smidy free!」がバージョン2にアップデート。引き続き無償で配布されています。
「Smidy free!」は、MIDIデータの編集&プレイバック能力に優れたフリーのMIDIシーケンス・ソフトウェア。GM2/GS/XGの各フォーマットに対応、オリジナルのマルチ音源「Smidy free! Plugin」が付属するなど、古き良きDTMツールといった趣のソフトウェアです。しかしながらVST 3フォーマットのソフトウェア・インストゥルメントをサポートし、上位バージョンはローランド INTEGRA-7の音色/エフェクト切り替えに対応するなど、往年のMIDIシーケンサーの単なるリバイバルではない現代的なソフトウェアに仕上げられています。開発者のFrank Rittberger氏によれば、普通に音楽制作を行っている人はもちろんのこと、GM2/GS/XGの各フォーマットに準拠したMIDIファイル制作を手がけている人に最適なソフトウェアとのことです。
以下、「Smidy free!」の主な特徴です。
● GM2/GS/XGの各MIDIフォーマットに完全対応
● ピアノ・ロール・エディターを搭載(VST 3パラメーターに対応)
● リスト・エディターを搭載(VST 3パラメーターに対応)
● MIDIデータを一括編集できるMass MIDIイベント・チェンジ機能
● SysEx/METAイベントに対応したMIDIファイル・インポート機能
● 2個まで同時使用できるVSTインストゥルメントのホスト機能(VST 3フォーマットに対応)
● オリジナルのマルチ音源(VSTインストゥルメント)「Smidy free! Plugin」が付属(VST 3フォーマットに対応)
● MIDIシーケンス上でのオーディオ・レコーディング機能
● オーディオ・データを編集できるWaveエディターを搭載
今回リリースされたバージョン2では、基本的な機能はそのままに、細かい使い勝手の改善/バグ・フィクスが実施されたもようです。なお、「Smidy free!」には、有償(39ユーロ)の上位バージョン「Smidy」も用意されており、こちらはMIDIファイルのエクスポートにも対応、VSTインストゥルメントも個数に制限なく使用できるなど、より充実した機能となっています。
「Smidy free!」は、Windows 7以降に対応(Windows 10対応)、Frank Rittberger氏のWebサイトから無償でダウンロードすることができます。