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Universal Audio、UAD 8.6をリリース…… UA初の100％自社開発のアンプ・シミュレーター「Fender ’55 Tweed Deluxe」などを追加
Universal Audioが、UAD Software v8.6をリリース。Windows 10に正式対応したほか、新たに3種類のプラグインが追加されました。
UAD Software v8.6で追加されたのは、EQプラグイン「Chandler Limited Curve Bender Mastering EQ」、リミッター・プラグイン「Sonnox Oxford Limiter v2」、ギター・アンプ・シミュレーター「Fender ’55 Tweed Deluxe」の3種類。Softubeが開発を手がけた「Chandler Limited Curve Bender Mastering EQ」は、Chandler LimitedのマスタリングEQ、Curve Benderをモデリングした製品で、プラグイン版のみの特徴としてM/Sやチャンネル・リンクといった機能を装備。「Sonnox Oxford Limiter v2」は、定番リミッター・プラグインのUAD版で、インターサンプル・ピークの検知機能を備えているのが大きな特徴です。
そして今回の目玉と言えるのが、「Fender ’55 Tweed Deluxe」。UAD用ギター・アンプ・シミュレーターはたくさんリリースされていますが、Universal Audioがすべて開発を手がけたのは今回の「Fender ’55 Tweed Deluxe」が初とのこと。その名のとおり1955年製のFender “5E3” Tweed Deluxeアンプを忠実に再現したプラグインで、状態の良い“ゴールデン・ユニット”を2年以上の年月をかけてモデリングしたとのことです。マイク・プリアンプ搭載のApolloシリーズで使用した場合は、“Unison”テクノロジーによって入力段まで完璧にシミュレーションされ、スピーカー・モデルはstock 1955 Jensen P12R、Celestion 25-watt Greenback、JBL D120Fの3種類の中から選択可能。プラグイン内でマイキングも行えるようになっています。
UAD Software v8.6は、Universal AudioのWebサイトから無償でダウンロードすることが可能。新しいプラグインの価格は、「Chandler Limited Curve Bender Mastering EQ」が299ドル、「Sonnox Oxford Limiter v2」が249ドル、「Fender ’55 Tweed Deluxe」が199ドルとなっています。
