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アルペジエーターをフィーチャーした手のひらサイズのシンセ・ガジェット、その名も「Arpeggio(アルペジオ)」が登場
アメリカ・ロサンゼルスのガレージ・メーカー、Tangible Instruments社が、小型の電子楽器「Arpeggio(アルペジオ)」を発表しています。
Tangible Instruments社によると、「Arpeggio」はひとつのコンパクトな筐体にアルペジエーターとシーケンサーの両機能を詰め込んだ最初の製品とのこと。メロディーを演奏したり、思いついたフレーズを記録したり、気軽に作曲したりするためのシンプルな電子楽器、それが「Arpeggio」なのです。
以下、「Arpeggio」の主な特徴です。
● 演奏を止めることなく、シーケンスを作成/保存することが可能
● アップ/アップ・ダウン/ダウン/ダウン・アップ/ランダムといった伝統的なアルペジエーター・モードを搭載
● ユーザーが作成したアルペジオ・パターンを、最大512種類チェーン・プレイすることが可能
● 2基のオシレーターを備えたモノフォニック仕様のバーチャル・アナログ・シンセサイザーを搭載
● 作成したシーケンスのノートの長さを後から変更したり、休符を追加したりすることが可能
● USB端子、2系統のオーディオ出力端子(標準フォーンとステレオ・ミニ)、MIDI入出力端子、CV/Gate出力端子を装備
● アナログ機器と同期するためのGate入出力
● 外部のハードウェア・シンセサイザーやソフトウェア・シンセサイザーをコントロールすることが可能
● 高品質なスピーカーを内蔵
● ACアダプターと電池の2電源仕様。コンセントの無い場所でも使用可能
気になるのがそのサウンドですが、SoundCloudにはいくつかのデモ音源もアップされています。
白地に緑アクセントの筐体が非常にかわいい「Arpeggio」。価格や発売時期はまだ発表になっていませんが、なかなか気になる新製品です。