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NAMM 2015: WaveMachine Labs、MIDI機能とソフト音源を搭載したiPad用DAWアプリ「Auria Pro」をアナウンス
WaveMachine Labsが、来週開幕のNAMM Showに合わせて、新製品「Auria Pro」をアナウンスしています。
「Auria Pro」は、同社のiPad用DAWアプリ、Auriaの上位バージョン。Auriaはオーディオに特化したDAWアプリでしたが、新しい「Auria Pro」はMIDIシーケンス機能を搭載し、よりコンピューター・ベースのDAWに近い内容になっています。FabFilter製のアナログ・モデリング・シンセやWaveMachine Labs製のマルチ・フォーマット・サンプラーを搭載し、MIDIトラックから直接発音させることが可能。リアルタイム・オーディオ・ワーピング(タイム・ストレッチ)機能も搭載するなど、オーディオ機能もさらに強化されています。
「Auria Pro」で追加された新機能は以下のとおりです。
● 包括的なMIDI機能を搭載
● MIDIシーケンス機能
● テンポ/拍子トラック
● ピアノ・ロール・エディター
● リアルタイムMIDIパラメーター(クォンタイズ、ベロシティ・シフト、ベロシティ・コンプレッション、レングス・コンプレッション、ランダム、ディレイ、レガート、トランスポーズ)
● DNAグルーヴを含むグルーヴ・テンプレート対応クォンタイズ機能(DNAグルーヴは追加購入することが可能)
● MIDIプロセッシング機能(トランスポーズ、フィックスド・レングス、フィックスド・ベロシティ、デリート・ノート、デリート・コントローラー、リストリクト・ポリフォニー、オプティマイズ・コントローラー・データ、ヒューマナイズ、デリート・オーバーラップ、クレッシェンド、リバース、ペダル to レングス、ベロシティ・リスケール、ベロシティ・レンジ、ベロシティ・カーブ、コンプレス/リミット)
● FabFilter製アナログ・モデリング・シンセ「Twin 2」を搭載
● WaveMachine Labs製マルチ・フォーマット・サンプラーを搭載
● 柔軟なバスによる強力な新しいオーディオ・ルーティング機能
● Elastique Pro v3アルゴリズムによるリアルタイム・オーディオ・ワーピング機能
● オーディオ・クォンタイズ機能
● トランジェント・スライス機能
● オーディオ to MIDIコンバージョン機能
● 無制限トラック
● 6系統のAUXセンド
● プロジェクト・テンプレート
● 改善されたグラフィックスとパフォーマンス
「Auria Pro」は今春リリース予定で、北米のApp Storeでの価格は49.99ドルとなっています。既存のAuriaユーザー向けのアップグレード・パスも用意されるとのことで、また「Auria Pro」のリリースに伴い、Auriaの価格は24.99ドルに引き下げられるとのことです。