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Production Story #2:banvox『Don’t Wanna Be』〜 待望のファースト・アルバムを発表したbanvox、FL Studioを駆使したプロダクションを語る 〜
エレクトロニック・ミュージック・シーンの次代の旗手として、ワールドワイドに注目を集めるbanvox。今年は初のCD『Watch Me Dance』をリリースし、山下智久やSALUといったメジャー・アーティストの作品に参加するなど、これまで以上に精力的な活動を見せた彼ですが、その締めくくりとして昨日、待望のファースト・アルバムをドロップしました。『Don’t Wanna Be』と名づけられた本作は、既発曲と新曲3曲がコンパイルされた内容で、初めてR&Bフレーバーのトラックも収録されるなど、最新のbanvoxサウンドが凝縮された1枚となっています。そこでICONでは、banvoxに再びインタビュー。ファースト・アルバムのプロダクションと、彼の音楽を生み出すFL Studioの使いこなしについて話を訊いてみました(前のインタビューを未読の方は、こちらもぜひご覧ください!)。

R&Bの魅力は、ビートとベース、そして歌の絡み
——— 今年4月に発表された初のフィジカル・アルバム、『Watch Me Dance』は大きな反響を呼びました。配信オンリーで作品を発表していたときと今では、ファン層にも変化があったのではないでしょうか。
banvox そうですね。タワーレコードさんのおかげなんですけど(註:『Watch Me Dance』はタワーレコード限定リリース)、どのお店でも猛プッシュしてくれて、店内でもガンガンにかけてくれて……。発売直後にお店回りをしたんですが、ごく普通の人たちが試聴して買ってくれるんですよ。それを見て、やっぱりCDで出すと配信では届かなかった人たちにアプローチできるんだなと実感しましたね。セールスも想像以上でしたし、CDを出して本当に良かったなと思いました。
——— 『Watch Me Dance』のリリース後は、山下智久さんのアルバムへの参加や、『ULTRA JAPAN 2014』への出演など、大きな仕事も多かったですね。
banvox 誘っていただいたというのもあるんですが、今年は意図的に露出を増やそうと思っていたんです。年末にはファースト・アルバムを出したいと考えていたので、banvoxをもっと多くの人に知ってもらうために積極的に外に出て行こうと。いくら良い音源を作っても、それだけではリーチできない人たちがいますからね。だからライブやDJをたくさんやって……。リミックスに関しては、自分の創作に専念したかったのでほとんどお断りしたんですけど。
——— メジャーでの仕事が、創作に与える影響はあります?
banvox あると思います。山下さんのアルバムには2曲参加させていただいたんですが、1曲目の『Theme of YOU』は自分で書いた曲を本物のオーケストラに演奏してもらって、そんな経験はなかなかできませんから刺激になりましたね。あと、ぼくへの仕事依頼ってエレクトロなサウンドが欲しいとかそういうのばかりなんですけど、山下さんは“高級感のあるディスコを作ってほしい”という依頼だったのがおもしろかったです。これまで、ぼくにそんな依頼をしてくださる方はいなかったので、凄い人だなと思いましたね。ちなみに山下さんのアルバムのミックスはD.O.I.さんだったんですが、ぼくの作品を聴いてくれていたみたいで、ミックスとマスタリングを褒めてくれたのが凄く嬉しかったです。ぼくが使っているDellのスピーカー、AX510PAがスタジオに置いてあって、“気になったから買っちゃった”とおっしゃってました。
——— そして12月24日に新作『Don’t Wanna Be』を発表されたわけですが、この作品がbanvoxのファースト・アルバムという認識でいいのでしょうか?
banvox そうです。『Watch Me Dance』は、それまでのbanvoxの活動を1枚のCDにまとめておこうと思って作った作品なんですよ。だから曲順も、楽曲の発表順になっているんです。今回発表する『Don’t Wanna Be』が、banvoxの正式なファースト・アルバムですね。
banvox『Don’t Wanna Be』(banvox)
——— ファースト・アルバムを制作するにあたって、何かコンセプトはありましたか?
banvox 音楽的には特に無くて、強いて言うなら作りたいものを作ったという感じでしょうか。これまでぼくは、EDMのアーティストみたいに紹介されることが多かったんですけど、自分ではそういう意識は全然無くて、その時々で好きな音をやっているだけなんです。今回はもっと自由にやろうと思ったので、ずっと大好きだったR&Bテイストの楽曲も入っていますし、『Don’t Wanna Be』というタイトルにはジャンルとか型とかに縛られたくないという想いが込められているんですよ。ですからこのアルバムを聴いていただければ、今のbanvoxサウンドがわかると思います。『Watch Me Dance』が“2014年春までのbanvox”だとしたら、今回の『Don’t Wanna Be』は“2014年のbanvox”という感じですね。
——— 今回はフィジカル・リリースではなく、iTunes Storeでの配信ですね。
banvox 今年の頭に“iTunes NEW ARTISTS 2014”に選出してもらったので、その恩返しじゃないですけど、ファースト・アルバムはiTunesでリリースしたいと思っていたんです。それに配信には配信の良さがありますからね。個人的には『Real Deal』が配信でも聴けるようになったのが凄く嬉しいです。この曲は『Watch Me Dance』にか収録されてなかったので、これまではCDでしか聴けなかったので。
——— 内容に目を向けると、既に発表済みの楽曲が7曲、新曲が3曲という構成になっています。
banvox “2014年のbanvox”ということを考えて、自然とこういう曲目になりました。『Watch Me Dance』をリリースした後、新曲はかなりの数作ったんですが、その中から厳選した3曲を収録しています。自分では気に入っていても、今回のアルバムには合わないなと思って外した曲もあるので、それは来年出せればいいかなと。
——— 今回のアルバムも、マスタリングまですべてbanvoxさんお一人で手がけられたのですか?
banvox はい。ボーカリスト以外は誰も参加していません。曲作りからミックス、マスタリングまで、全部自宅で一人でやりました。
——— 既に発表済みの楽曲には手を付けられたのですか?
banvox いや、ノー・タッチです。前に発表したままです。
——— それでは新曲についておしえてください。2曲目に収録されているタイトル曲『Don’t Wanna Be』は、スローなR&Bテイストで始まって、途中からEDMへと展開していく、banvoxサウンドが凝縮された大作だと感じました。
banvox これは自分で言うのも何ですが無茶な曲ですね。タイトルどおり『Don’t Wanna Be』な曲というか。とにかく自由に、やりたいことを詰め込んでみました。イントロではシンセを刻んで、ブレイクでR&B調になり、そこからのドロップはトラップで展開していく……。最後のドロップは最近流行のジャージー・クラブなテイストになっていますし、安易にループせずに頭から最後まで作り込みました。自分ではこれでも物足りないくらいなんですけどね。
——— ボーカリストはどういった方なんですか?
banvox 海外のボーカル・プロデューサーに紹介してもらったり、ぼくがインターネットで見つけたボーカリストにお願いしました。みんなもの凄く上手いんですが、今回参加してくれたボーカリストは全員20歳前後で、ぼくと同世代なんですよ。『Don’t Wanna Be』のボーカルは当初、『Hands Down』で歌ってくれたキエラン・アレインのはずだったんです。でも、ボーカル・プロデューサーの方が、“この曲にはジョーダン・モリスの方が合っているんじゃないか”とアドバイスしてくれて、『Don’t Wanna Be』と『Hands Down』でボーカリストを入れ替えたんですよ。それは結果的に正解でしたね。
——— ボーカルのメロディーはbanvoxさんが作り込んで?
banvox 基本となるメロディーはぼくが作って、それを元に自由に歌ってもらいました。それをImage-Line FL Studioに取り込んで、プレイリスト上でエディットして構成を作っていくという感じですね。
——— 5曲目に収録されている『Hands Down』は、歌ものEDMですね。
banvox 実はぼく、歌ものEDMってこれまで一度もやったことがなかったんですよ。ボイス・サンプルを使ったEDMというのはあったんですけど、メロディーを作ってボーカリストに歌ってもらったEDMというのはなかったんです。だから今回、初めてチャレンジしてみようと思って出来たのがこの曲ですね。音的には最近のEDMのトレンドを意識しています。

——— そして最後の『Ambassador』は、R&Bフレーバーのメロウな楽曲。
banvox ぼくは元々、ヒップホップから音楽を聴き始めたので、前々からR&Bのトラックを作りたいなと思っていたんです。R&Bは大好きで、今でもよく聴いていますし……。でも、この曲は当初、今回のアルバムには収録する予定ではなかったんですよ。ちょっと他の曲と合わないかなって。しかしスタッフが他の曲と間違えて、この曲をボーカル・プロデューサーの元に送ってしまったんです。送ってしまったものは仕方ないので、とりあえずチェックしてみるかと聴いてみたら、自分が思っていた以上に良い仕上がりで……。それで急遽収録することにしたんですよ。言ってみれば偶然完成した奇跡の曲なんですが、今回のアルバムの中では一番好きですね。
——— banvoxさん的にR&Bの魅力というと?
banvox ビートとベース、そして歌の絡みですかね。『Ambassador』に関して言えば、DJとかクラブのことは意識せずに、リスニングのことだけを考えました。作り方としては、4つ打ちのエレクトリックな曲と変わらないです。音色に関しては微妙に変えたんですけど、それでも基本となっているのはbanvoxサウンドですね。この曲に関しては、あっという間にできました。
——— 『Don’t Wanna Be』のR&B調の部分でも使われていますが、シンセ・ドラムの音が印象的です。
banvox 基本的なビートはR&Bなんですけど、その上でbanvoxサウンドを取り入れたかったんです。何の音を使ったかは忘れてしまいましたけど。
——— 『Watch Me Dance』の曲順は、楽曲の発表順とおっしゃっていましたが、今回のアルバムに関しては?
banvox 今回は1曲目から10曲目まで通して聴いてほしかったので、曲順に関してはかなり悩みましたね。SEKITOVAに相談したりして決めたのですが、1曲目から徐々に上がっていき、最後の『Ambassador』で落ち着くというこの曲順になりました。ぼくは何かに悩んだらすぐにSEKITOVAに相談するんです。彼には今回、ジャケットも相談にのってもらいました。
FL Studioのステップ・シーケンサーで作るパターンは16小節と決めている
——— 今回のアルバムを制作するにあたって、機材には何か変化はありましたか?
banvox いや、何も変わってないです。DAWはFL Studioのバージョン10で、パソコンはHewlett-PackardのWindows 7マシン。スピーカーはDellのAX510PAで、キーボードはAKAI MPKですね。でも、ドラムなどはマウスで打ち込んでいくので、MPKはあんまり使ってないです。
ちょっと恥ずかしいんですけど、ぼくは少し前までFL Studioのextended memoryバージョンのことを知らなかったんですよ……。FL Studioには普通のバージョンと64bit OSに対応したextended memoryバージョンの2種類用意されているんですが、ぼくはずっと普通のバージョンを使っていて。あるとき、これは一体何だろう?と思ってextended memoryバージョンを試してみたら、動作がもの凄く軽くて。64bit OSで使う場合、extended memoryバージョンならメモリを多く使えるんですよね。ですから今回のアルバムに収録した新曲3曲は、extended memoryバージョンで作りました。『Don’t Wanna Be』はもの凄くトラック数が多くなってしまったので、extended memoryバージョンでなければ作れなかったと思います。
——— ソフト・シンセに関しては?
banvox いちばん使うのは、FL Studio標準の3xOSCとLennarDigital Sylenth1ですね。こういう音だったらこっちという明確な使い分けはなくて、そのときの気分でどちらかを使う感じです。強いて言うなら、3xOSCはとても使いやすいんですよ。サブ・ベースが欲しいと思ったら、3xOSCなら瞬時にその音を作ることができる。ビート・ミュージックではサブ・ベースがとても重要なファクターなので。それと3xOSCは、シンプルなんですけど、サンプルを読み込めたり実は奥が深いシンセなんですよ。

FL Studio標準のソフト・シンセ、3xOSC
——— 『Ambassador』で聴けるピアノは?
banvox Native Instruments Kontaktに標準のライブラリを読み込んで使いました。あの曲のリードは、Sylenth1ですね。ドラムは808のサンプルで、ベースも808です。
——— あまり変わったソフト・シンセは使わない?
banvox そうですね。でも、Image-LineのHarmorはよく使っています。あれは凄いシンセで、オシレーター波形を自由に描くことができるのがおもしろいんですよ。適当に波形を描くだけで特殊な音が作れるんです。描いた波形を元にランダマイズすることもできるので、予期しない音を作ることもできますし。また、サンプルをインポートすることもできるので、例えばボイスとかをインポートして、一部分だけをループさせてみたり。そうやってエディットしていくと、かなり不思議な音が作れますね。ぼくはまだまだ使いこなせてないんですけど、手足のように使えるようになればいいなと思っています。

ユニークな“Image Synthesis”機能を備えたImage-Lineの加算/減算シンセ、Harmor
——— 曲作りの方法を簡単におしえていただけますか?
banvox ぼくの場合はまず、ステップ・シーケンサーでざっくりビートを組んで、それをピアノロールで細かくエディットするんです。ハイハットとかはピアノロールで切り刻んで、各ノートの長さを変えたり、キックのベロシティを変えたりして。そしてパターンが出来たら、プレイリストに貼り付ける。コードに関しても同じですね。ステップ・シーケンサーで打ち込んだものをピアノロールでエディットします。最初に作るのは必ずビートで、ビートが出来たらイントロから順々に上ものを作っていきます。
——— ステップ・シーケンサーで打ち込んだだけではジャストのビートになってしまうと思うんですが、グルーブはどうやって出していくんですか?
banvox ピアノロールでのエディットですね。

FL Studioでの曲作りの起点となるステップ・シーケンサー

ステップ・シーケンサーで組んだビートをピアノロールで細かくエディットするとのこと
——— ステップ・シーケンサーで作るパターンの小節数は?
banvox ぼくの場合は16小節と決めています。2小節とか4小節の繰り返しですと、聴いてて飽きてしまうので……。FL Studioは、ステップ・シーケンサーでパターンをグルーピングできるのがいいんですよね。“Drum”とか、シンセを集めた“Main”とか、複数のグループに分けておけば、表示を簡単に切り替えることができるんです。
——— banvoxさんの場合、打ち込みながらエフェクトも決めていくんですよね。
banvox そうです。エフェクト込みで自分の音色だと思っているので。最初に4つ打ちのキックを入力したら、すぐにFruity Compressorを使ってコンプをかけますし。そうやってドラムを完璧にしてから次に進むというか。ですから作業しているときのウィンドウ配置も決まっていて、画面の下半分にプレイリスト、左上にステップ・シーケンサー、そして右上にはミキサーを置くんです。ミキサーのフェーダーは凄く細くして。

下にプレイリスト、左上にステップ・シーケンサー、右上にミキサーという配置が基本レイアウトとのこと
——— エフェクトはFL Studio標準のものを使用しているのですか?
banvox ほとんどそうですね。FL Studio標準のエフェクトって、頭に“Fruity”って付いているんですけど、全部すごくいいんですよ。中でもよく使うのは、Fruity Delay 2やFruity Stereo Shaper、あとはFruity Reverb。Fruity Reverbは、ユーザー・インターフェースがシンプルで、とにかく使いやすいんですよ。それとこれは別売なんですけど、NewToneも大好きですね。ひとことで言うとFL Studio版Auto-Tuneで、普通はボーカルのピッチ補正とかに使うツールなんですけど、ぼくはちょっと変わった使い方をしていて…… これ以上は企業秘密です(笑)。あとは何だろうな…… Vocodexもよく使いますね。いわゆるボコーダーなんですけど、他には無いタイプのサウンドなんですよ。Gross Beatもおもしろくて好きですね。楽曲のテンポに合わせて音を加工できるんですが、グリッチみたいなエフェクトを簡単に作ることができるんです。
——— エフェクティブなプラグインをかなり多用されるんですね。
banvox そうですね。ぼくはNewToneにしてもVocodexにしても普通ではない変わった使い方をしていると思うんですけど、FL Studioのエフェクトはそういった使い方にも応えてくれるんですよね。そういう意味ではLove Philterも好きなエフェクトです。普通のフィルターとはまったく違っていて、LFO波形を自由にエディットできて、XYユーザー・インターフェースで変わった音を作り出せるんですよ。

——— banvoxサウンドの重要なファクターである、ビートには?
banvox 欠かせないのはFruity Limiter。普通のリミッターなんですが、質がすごくいいんです。ぼくはグルーヴを出すためにサイドチェーンを多用するんですけど、そういった場合もFruity Limiterが活躍しますね。
——— FL Studioで、これが無いとダメという機能はありますか?
banvox うーん…… あんまり話したくはないんですけど(笑)、無くてはならないのはEdisonです。サンプル素材を読み込んで、ピッチを変えたりリバースしたり、自由自在に加工することができるツールで。誰しも人と同じ音は使いたくないと思うんですが、Edisonを使えば自分のオリジナル・サウンドを作ることができる。まぁ、言ってみれば波形編集ソフトなんですけど、Edisonは音を加工するという目的が明確なんです。一風変わった音を作ろうと思ったときは、まずEdisonを開くので、これが無くなったら本当に困りますね。

欠かせない機能と語るFL Studio標準の波形エディター、Edison
——— Edisonでサンプルを加工したら、そのままプレイリストに貼り付けて、すぐに活用するという流れですか?
banvox もちろんそのまま使いますが、Edisonは作った音を簡単に保存できるので、自分の“banvox Sound Pack”というフォルダにも保存します。“banvox Sound Pack”が流出してしまったらbanvoxは死ぬんじゃないかというくらい(笑)大切なフォルダです。そこにはbanvoxサウンドが目いっぱい詰まっているので……。でも、海外のアーティスト、特にヒップホップのアーティストは自分のドラム・キットをSound Packとして公開していたりするので、ぼくも“banvox Sound Pack”の一部はいずれ公開したいなと思っています。
あとはProject bonesも欠かせない機能ですね。Project bonesというのは、プロジェクトのオートメーションやチャンネル設定、エフェクト設定、ミキサー設定を個別に書き出すことができる機能で、これによって楽曲の一部分を他の楽曲に使い回すことができるんですよ。FL Studioの場合は、そういったパラメーター設定だけでなく、スコアを書き出せるのがいいんです。つまり、コード・パターンを他の楽曲で使うことができるということですね。
——— コード・パターンが簡単に書き出せるというのは便利そうですね。
banvox そうなんです。Project bonesで書き出したものも、“banvox Sound Pack”の中に保存してありますね。もう凄い容量になっています。
——— 今回の新曲もバウンスはしてないんですか?
banvox してません。書き出して音が変わってしまうのが嫌なので。だから本当にextended memoryバージョンがあって助かりましたよ。
——— 最後に、今後の予定をおしえてください。
banvox まだ年内にいろいろライブが控えていますし、まだ話せないんですが来年は今年以上にエキサイトな年になる予定です。海外でもライブをすることになると思いますし、“2015年のbanvox”もぜひ期待してほしいですね。
