MUSIKTECHNIK

Sinevibes、強力なウェーブ・トランスフォーマー・プラグイン「Turbo」を期間限定で無償配布中! Mac AUのみ対応

フラットデザインUIを備えたユニークなプラグインで知られるSinevibesが、2014年12月15日から18日までの期間限定で、通常は29ドルで販売されている「Turbo」の無償配布を行っています

Sinevibes - Turbo

今月で発売4周年を迎えた「Turbo」は、入力信号を大胆に変調できるウェーブ・トランスフォーマー・プラグイン。シンプルなシンセ・サウンドやドラム・ループも、「Turbo」を通すことで、非常に強力で躍動感のある音色に変化させることができます。

「Turbo」には、CHAOSとLFOという2種類のモジュレーターが備わっており、入力段(INPUT)、心臓部となるTRANSFORMER、出力段(OUTPUT)の各セクションで信号を変調することができます。入力段にはハイパス・フィルター、出力段にはマルチモード・フィルターも備わっています。

「Turbo」は、以下の5つのセクションで構成されています。

● CHAOS:関連性のある2種類の非反復波形を生成するカオス・ジェネレーターです。生成された波形は、変調パラメーターのスムージング/ランダマイズに使用されます。

● LFO:ホスト・アプリケーション(DAW)と同期するLFOです。8種類の波形を選択でき、RateとLag(スムージング)といったパラメーターを設定できるほか、Randomパラメーターによって1サイクルごとに波形をランダマイズすることもできます。

● TRANSFORMER:入力信号を変調するTurboのメイン・セクションです。ベースとなる8種類の変調波形(Model)を選択することが可能。このセクションでは入力信号に新しい倍音を付加することで、音色を大きく変化させ、リッチでブライトなサウンドに仕上げます。肝となるのは一番下に用意された細い2本のスライダーで、これによってCHAOSセクションによる変調量とLFOセクションによる変調量を設定します(上の黄色いスライダーがCHAOSセクションによる変調量、下のオレンジ色のスライダーがLFOセクションによる変調量)。

● INPUT:入力段に搭載されたハイパス・フィルターです。このフィルターを活用することにより、入力段(信号がTRANSFORMERに入る前の段階)で不要な高域〜中域の周波数成分を除去しておくことができます。TRANSFORMERセクション同様、CutoffとResonanceの間に用意された2本のスライダーで、CHAOSセクションによる変調量とLFOセクションによる変調量を設定することが可能です。

● OUTPUT:このセクションでは、出力段に搭載されたマルチモード・フィルターとエフェクト・レベル、出力レベルを設定することができます。マルチモード・フィルターは、ローパス/バンドパス/ハイパスの各フィルター・タイプを選択でき、またTRANSFORMER/INPUTセクション同様、CHAOSセクションによる変調量とLFOセクションによる変調量を設定することが可能です。

Retinaディスプレイに対応した美しいフラットデザインUIを備えた「Turbo」。Mac AUのみ対応で(64bitサポート)、2014年12月15日から18日までの期間限定で、無償でダウンロードすることができます