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カシオ、メロディーを2小節入力するだけでオリジナル曲を作れるiOSアプリ、「簡単自動作曲アプリ(仮称)」を2014楽器フェアで参考出品!

カシオは2014楽器フェアで3種類のiOSアプリをお披露目。既にお伝えした「CZアプリ(仮称)」の他に、「簡単自動作曲アプリ(仮称)」、「音楽遊びアプリ(仮称)」といったiOSアプリも参考出品しています。中でも注目は「簡単自動作曲アプリ(仮称)」で、これはユーザーが入力した2小節のメロディーを元に、楽曲全体を作曲してくれるという夢のようなアプリです。

CASIO Music app

「簡単自動作曲アプリ(仮称)」の使い方はとても簡単で、最初にテンポとキーを設定。これは必須ではなく、設定しない場合はテンポは120で、キーはCとなります。次に、録音ボタンを押して、楽曲のモチーフとなる2小節のメロディーを入力。タッチ・キーボードによるリアルタイム入力だけでなく、音符によるステップ入力やマイク入力を選択することもできます。メロディーの入力が終わったら、あとはジャンル(ポップス・ダンス調・ロック・ジャズ・ラテン調)、曲調(楽しげな・バラード調・ノリの良い)、メロディの動きの大きさ、メロディのテンション度(大胆な音使い)といったパラメーターを設定して“自動作曲”ボタンを押せば、入力したメロディーを元にしたオリジナル曲が完成してしまうのです。

CASIO Music app

カシオの担当者によれば、ユーザーが入力したモチーフのメロディー、和音、キーを解析して、楽曲を構成するその他の部分(イントロや間奏など)を生成しているとのこと。その作曲アルゴリズムは、大学や研究機関からライセンスしたものではなく、カシオが独自に開発したものとのことです。まだ開発途中とのことでしたが、かなりおもしろいアプリですので、気になる方はぜひカシオ・ブースで試してください。

もう1つ、「音楽遊びアプリ(仮称)」は、シンプルなサンプラー・アプリ。気軽に身の回りの音をサンプリングして、パッドで鳴らしたり、XYコントローラーで音を変化させたりできるアプリです。

CASIO Music app
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