NAMM Show 2012
NAMM: PreSonus Studio Oneの生みの親、ウォルフガング・クンドー
Steinberg Cubase／Nuendoの主要開発メンバーであり、PreSonus Studio Oneの生みの親であるミスター・ウォルフガング・クンドー。
今回、いろいろ話を訊かせていただいたのですが、重要な部分をピックアップすると……
● Studio Oneの音質が高く評価されている点については、「数年前にゼロから書いた、“新しいソフトウェア”であることが大きいと思う。他のDAWには古いソース・コードがたくさん残っていて、それらをすべて書き直すのは容易ではない」とのこと。
音質や機能、その他の面で、今年は「ソフトウェアの耐用年数」ということが話題になりそうです（噂のあのソフトウェアも、そういった経緯で誕生したようですし……）。
● Studio Oneのポスト対応については、「Studio Oneにはポスト機能は追加しない。あくまでも音楽制作をターゲットにしたDAWであり続ける」とのこと。
● Studio OneのMelodyneインテグレーションについては、「どうしてもStudio Oneにピッチを自由に変更できる機能を統合したかったんだ。それで最初は別のピッチ・シフト・ソフトウェアのメーカーにあたっていたんだけど（笑）、いろいろ話を訊くとやっぱりMelodyneがベストということだったので、Celemonyに声をかけて実現した。Studio One上で、Melodyneは“一機能”として動作するので、DAWとプラグインの組み合わせでは不可能な操作も行える。これがStudio Oneの強みだ」とのこと。
Studio One、とにかく安っすいですし（現在、Studio One Artistは、1,500円ちょっとで販売中）、今年は本格的にブレイクしそうです……。
ICON: NAMM: NAMM2012を記念して、PreSonus Studio One Artistが1,500円ちょっとで販売中！
エムアイセブンジャパン: PreSonus Studio One
