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AES 2014: 全世界5台限定の復刻Moog Modularと、話題のハッカブル・シンセ Werkstatt-Ø1をデモンストレーション
Moog Musicは、500 Seriesモジュールをラインナップしていることもあり、昨年に引き続きAES Conventionに出展。少し前に話題となったMoog Modularの復刻モデルを大々的に展示していました。Moog Modular、実物はかなり迫力があり、その太く艶のあるサウンドは、まさにシンセサイザーの王様という感じがします。
復刻Moog Modularは5式生産され、そのうち4式は既に売れてしまったとのこと。残り1台はまだオーダー受付中で、日本からも注文OKとのことです。気になる価格は150,000ドル(1ドル=110円換算で1,650万円……)。
また、今年のMoogfestに合わせて製作され、先頃一般販売が開始されたWerkstatt-Ø1も展示されていました。Werkstatt-Ø1は、Moog伝統の回路設計を踏襲したシンプルかつコンパクトなアナログ・シンセサイザーで、改造に適したデザインになっています(もちろん、そのまま使用しても構いません)。シンセサイザーとしてはひじょうにシンプルですが、右側のパッチ盤によって自由にパッチングすることが可能で、下側にはボタン式の鍵盤も装備。少し触ってみましたが、パッチングがとても楽しいシンセサイザーでした。
Werkstatt-Ø1は、329ドルで既に販売中。キット販売のみですが、特別な工具は不要で、誰でも簡単に組み立てられるとのことでした。