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Propellerhead、「Reason 8」を発表! ユーザー・インターフェースを刷新し、強力なブラウザ/検索機能やSoftube製アンプ・デバイスを搭載
Propellerheadが、Reasonの新バージョン「Reason 8」を発表。2014年9月30日にリリースすることをアナウンスしています。
このところ1年に1度のペースで、メジャー・バージョン・アップが実施されてきたReason。新しい「Reason 8」の主な変更点/新機能は以下のとおりです。
● 刷新されたユーザー・インターフェース:「Reason 8」ではユーザー・インターフェースが刷新され、左側にブラウザ、右側にミキサー/ラック/シーケンサーが配された4ペイン・レイアウトに。右側のミキサー/ラック/シーケンサーは縦方向に並び、各タイトル・バーをクリックすることで、どのペインを表示するか切り替えることができます。また、デザインも大きく変更されており、流行のフラット・デザインが採用されているもようです。
● 使いやすく強化されたブラウザ:ウィンドウ左側に配されたブラウザは、より使いやすく強化されました。表示したデバイスやパッチ、サンプルなどは、ここから直接右側のミキサー/ラック/シーケンサーにドラッグ&ドロップして使用することが可能に。また、検索機能も強力になり、文字を入力すれば直ちに検索結果が表示されるという、AppleのSpotlightのような使い勝手になっているようです。
● Softube製アンプ・デバイスを搭載:Reason標準の新しいギター/ベース・アンプ・シミュレーターとして、Softube製のデバイスを2基搭載。最高レベルのモデリング・サウンドになっているということです。なお、従来のLine 6製のアンプ・デバイスは、互換性確保のために引き続き使用できるものの、2016年10月で搭載終了となるとのことです。
このほか、トランスポート・バーやシーケンサーなども改良されており、より使いやすく強力なDAWへと進化した「Reason 8」。機能限定版のReason Essentialsも「Reason Essentials 8」としてバージョン・アップされ、どちらも2014年9月30日にリリースされるとのこと。価格は「Reason 8」が449ドル/405ユーロ、「Reason Essentials 8」が129ドル/120ユーロで、既存のReasonユーザーは129ドル/129ユーロで「Reason 8」にアップグレードできるとのことです(2014年7月1日以降にReason 7を購入したユーザーは無償アップグレード)。いつものようにベータ・テスターの受付も始まっているので、いち早く「Reason 8」を試してみたいというかたは申し込んでみてはいかがでしょうか。
2014年8月8日18:49修正:初出時、「Reason 8では物理パッケージが廃止され、ダウンロード販売のみになる」と記しましたが、この情報は誤りだったようです。お詫びして訂正いたします。