MUSIKTECHNIK

高い人気を誇るフリーのソフト・シンセ、Synth1がアップデート…… 新たにTB-303タイプのダイオード・ラダー型ローパス・フィルターを搭載!

純国産ソフトウェア・シンセサイザーとして高い人気を誇るSynth1が、v1.13 beta2にアップデート(現時点ではWindows版のみ)。新しいフィルター・タイプとして、ローランド TB-303で採用されていたダイオード・ラダー型ローパス・フィルター、“LPDL”が追加されました。Webサイトの解説によれば、新しい“LPDL”は同じ4次フィルターの“LP24”に近い効き具合ではあるものの、より暗いサウンドで、レゾナンスを上げても低域が下がらないため、シンセ・ベースによく合うとのことです。

このアップデートでは他にも、矩形波の精度向上(8多重デチューンを除く)、“LP24”フィルターのカットオフ・フリケンシー変化の滑らかさの向上、細やかなバグ・フィクスが実施されているとのこと。なお現時点ではさらに新しいバージョンのv1.13 beta3がリリースされています。

Synth1は、Webサイトから無償でダウンロードすることができます

Ichiro Toda - Synth1