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ローランド、“PLUG-OUT”シンセサイザー AIRA「SYSTEM-1」を今月25日から販売することを発表! 本日より予約受付開始!

ローランドが今年の2月に発表した新製品、「SYSTEM-1」を2014年6月25日(水)に販売開始することをアナウンスしています。販売店の予約受付は、本日(2014年6月18日)から開始されるとのことです。

Roland - AIRA SYSTEM-1

「SYSTEM-1」は、ローランドが新たに展開し始めた「AIRA」シリーズの第4弾にあたる製品で、2オクターブの鍵盤を備えた4音ポリフォニックのアナログ・モデリング・シンセサイザーです。既発のTR-8/TB-3で高く評価された同社独自のアナログ・モデリング・テクノロジー、“ACB(Analog Circuit Behavior)”によって、アナログ・シンセサイザーならではの音の変化/振る舞いを正確に再現。その上で、SuperSawやSuperSquareといったデジタル音源ならではの波形を搭載し、オシレーター・シンク、リング・モジュレーター、クロス・モジュレーターといった充実のモジュレーション機能により、幅広い音づくりを可能にしています。

Roland - AIRA SYSTEM-1

他のAIRA製品同様、内部処理は高レートの96kHzで、コンピューター(Mac/Windows)とのUSB接続により音声をデジタル出力することも可能。TR-8/TB-3で好評だった“SCATTER”機能も搭載し、出力をリアルタイムに内部サンプリングして、フレーズを組み替えることができます。また、アルペジエーターやビット・クラッシャー、リバーブ/ディレイといった機能も搭載しています。

そして「SYSTEM-1」の最大の特徴と言えるのが、ローランドが新たに展開する“PLUG-OUT”に対応している点。同社は間もなく、“PLUG-OUT”対応のソフトウェア・シンセサイザーをリリースする予定ですが、そのソフトウェア・シンセサイザーはMac/Windows上だけでなく、「SYSTEM-1」でも使用することができるのです。つまり、DAW上で作成したシンセサイサーの音色を、「SYSTEM-1」に“PLUG-OUT”して、ライブ/パフォーマンスの場に持ち出すことが可能に。“PLUG-OUT”対応のソフトウェア・シンセサイザーとしては、最初に名機SH-101をモデリングしたものが販売される予定になっています。

Roland - AIRA SYSTEM-1
Roland - AIRA SYSTEM-1

ローランドのシンセサイザー史上、最もコンパクトであるという「SYSTEM-1」。そのひじょうに薄い筐体は、マスター・キーボードとしても魅力的です。

「SYSTEM-1」は2014年6月25日(水)販売開始で、販売店での価格は55,500円(税抜)となっているようです。TR-8/TB-3は販売開始してからしばらく、かなり品薄の状態が続いたので、狙っていた方は早めの予約が吉かもしれません

Roland - AIRA SYSTEM-1