MUSIKTECHNIK

Humanoid Sound Systems、ウェーブテーブル音源とフィジカル・モデリング音源を融合したソフト・シンセ「Enzyme Player」の無償配布を開始……Mac/Win両対応!

英Humanoid Sound Systemsが、Mac/Windows両対応のソフトウェア・シンセサイザー、「Enzyme Player」の無償配布を開始しています。

Humanoid Sound Systems - Enzyme Player

「Enzyme Player」は、同社のソフトウェア・シンセサイザー、Enzymeの機能限定バージョン。Enzymeは、ウェーブテーブル音源とフィジカル・モデリング音源を融合したユニークなソフトウェア・シンセサイザーで、FMシンセシス機能なども搭載しています。今回無償配布が開始された「Enzyme Player」は、Enzymeと比べるとプリセットの数が少なく、シンセシス・パラメーターやモジュレーション・マトリクス、エフェクトなどをエディットすることはできませんが、核となるシンセシス・エンジンは同一。最大16種類のパフォーマンス・パラメーターに関してはエディットできるようになっています。

「Enzyme Player」を入手するには、カートに入れて、製品を購入するのと同じ手続きを踏みます。するとメールでキー・ファイルとインストーラーのダウンロード・リンクが送られくるので(別のメールです)、最初にキー・ファイルをデスクトップに保存してから、インストーラーを起動します。当初、インストーラーが上手く起動しないというトラブルも生じていたようですが、本日配布が開始されたv1.0.40bでは問題なくインストールできるもよう。なお、「Enzyme Player」に関しては再配布は不可で、また購入手続きした人は自動的にメーリング・リストに登録されるようです。

VST/AUの両プラットホームに対応し、64bitもサポートする「Enzyme Player」。無償なので、気になる方はとりあえずダウンロードしてみてはいかがでしょうか。