ART & DESIGN

ダイアルアップ接続時、モデムから発せられる音をグラフィック化したアートワーク

その昔、コンピューターからインターネットに接続する場合は、電話回線とモデムを使用し、ダイアルアップという方式でプロバイダに接続していました。その際、モデムからは“ピポパポピポ……ガガガガガ……”という接続音が発せられましたが、そのサウンドをグラフィック化してしまったアートワークが注目を集めています(画像をクリックすると拡大します)。

The_Sound_of_the_Dialup_small

Oona Räisänenという人物が自身のサイトで公開した『The Sound of the Dialup』は、ダイアルアップ接続を開始し、ネットワークに繋がるまでの接続音をスペクトログラムで表したアートワーク。興味深いのは、時間軸に沿って、何の通信によって発せられている音なのかも細かく記されているところ。SoundCloudなどには、接続音のオーディオ・データがいくつもアップされていので、それを聴きながらこのアートワークを見ると非常におもしろいです。

なおこのアートワークは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(Attribution-ShareAlike 3.0)のもと、DropboxでPNGフォーマットのファイルが公開されています。

absorptions: The sound of the dialup, pictured

http://windytan.blogspot.fi/2012/11/the-sound-of-dialup-pictured.html