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NAMM 2013: Scope 6の正式リリースが待たれるSonic Coreは、新プラグイン「dNa CompANY-XT」を発表
ここ数年、NAMM Showには連続出展しているSonic Core社（旧・Creamware）。今年は小さいながらも1階にブースを構えていました（こういうマニアックなメーカーは、大抵地下にブースを構えているのです）。
正式リリースが待たれるScope 6に関しては特に発表はなく、ニュースはdNaというデベロッパーが開発した新プラグイン「CompANY-XT」くらいでした。展示会の度によく話すので、顔なじみになってしまったSonic Core社のAlexander Ziekeさんによれば、Scope 6はまだリリース時期をアナウンスできる段階ではないとのこと。できれば夏くらいにはリリースしたいとのことでした。Alexanderさんによれば、現在Sonic Core社のスタッフは10人以下のようで、なかなか大変なようです。
昨年発表されたScopeのハードウェア・インプリメンテーションは、非常に注目の機能です。この機能は、Scopeで書いたDSPコードを、オプションのGMIというチップ書き出すことができるというもの。これによって、ユーザーはオリジナルのDSPシンセサイザー（DSPアウトボード）を製作することが可能になります。今回、Sonic Core社の脇に展示されていたJohn BowenのDSPシンセサイザー「Solaris」も、この機能によって製作されているそうです。
それにしてもNAMM ShowでのSonic Core社ブースでは毎回、カントリー・バンドが演奏しているのが謎です……。北米での代理店の趣味なのでしょうか。Scopeをミキサーがわりに使って、一日中カントリー・バンドが演奏しているので、製品をちゃんとチェックすることができず、まったく注目が集まっていないのが残念でした。
Sonic Core
