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Steinberg、2ch入出力の小型・シンプルなオーディオ・インターフェース「UR22」を発表
Steinbergが新型オーディオ・インターフェース、「UR22」を発表しています。
USB 2.0対応の「UR22」は、2chのオーディオ入出力を装備した軽量・コンパクトなオーディオ・インターフェース。前面に備わった入力端子は、XLR/フォーン両対応のコンボ仕様で、+48Vのファンタム電源供給が可能なマイク・プリアンプも搭載。インプット・ゲインはチャンネルごとに設定でき、INPUT 2は切り替えスイッチによってHi-Z入力にも対応します。
出力端子は、背面に2系統のフォーンを備え、前面にはヘッドフォン出力も装備。アウトプット・ボリュームとヘッドフォン・ボリュームは独立して備わっています。
AD/DAコンバージョンは24bit/最高192kHz対応で、このクラスで192kHzというのはなかなか凄いのではないでしょうか。Steinbergは、最近流行のハイレゾ・オーディオのリスニング用インターフェースとしても「UR22」をアピールしていきたいようです。AD/DAコンバーターだけでなく、マイク・プリアンプのクオリティにもこだわっているようで、「UR22」には高品位な“D-PRE”と呼ばれる回路が搭載されているとのこと。チャンネル数は2ch入出力と最小限ですが、オーディオのクオリティにはけっこう力が入っているようです。
それと注目は、MIDI入出力端子を備えている点。意外だったのですが、これまでのSteinberg製オーディオ・インターフェースは、ほとんどMIDI入出力は装備していなかったとのこと。1系統でも備わっていると、いざというときに便利に使えそうです。
付属ソフトウェアとしてCubase AI 6が同梱されているので、すぐに使い始めることが可能(正確には、同梱ではなくダウンロードでの提供とのこと)。このCubase AI 6、今春リリース予定のCubase AI 7に無償でアップデートできるそうです。
日本での価格はオープン・プライスで、市場予想価格は15,000円前後とのこと。安価ですし、Cubase AI 7も無償で手に入るということで、なかなか人気を集めそうな製品ですね。
Steinberg: UR22
http://www.steinberg.net/en/products/audio_interfaces/ur_series/ur22.html