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PreSonus Studio One 3には、Melodyneインテグレーションのような、他社とのコラボレーションによる新機能が搭載される?

フランスの音楽制作情報サイト、AudiofanzineがPreSonus Studio Oneの開発者、Matthias Juwan氏のインタビュー記事を掲載しています。Juwan氏は2000年から2006年までSteinbergで働いていた人物で、この記事によると、最初にCleanやMy MP3といったコンシュマー向けの製品に関わり、その後はCubase SXやHALionなどの開発に従事していたとのこと(Cubase SXのステップ・シーケンサーは、Juwan氏が設計したものとのことです)。HALionの開発には2〜3年従事し、同時期にはソフトウェア・シンセサイザーPlexの開発にも関わっていたとのことです。

PreSonus_Matthias_Juwan

いろいろ興味深いことを語っているので、ぜひ元記事をチェックしていただきたいのですが、気になるStudio One 3については、「もちろん考えてはいるが、コメントできない」とのこと。しかし唯一、「Melodyneインテグレーションのような、他の会社とのコラボレーションによる新機能をお見せできるだろう」と語っています。これは非常に気になりますね。iZotopeなどのプラグイン・メーカーとのコラボレーションか、あるいはMelodyneのように、Synchro Arts ReVoice Pro(VocALign)といったオーディオ編集機能の統合か……。一体どんなコラボレーションを見せてくれるのか、とても楽しみです。Juwan氏は、「Steinbergをはじめとする他の会社と違って、我々はすべてのことを自分たちだけでやってしまおうとは思わない。それに我々自身も、他の会社に対してオープンだしね」と語っています。

そして、これからの10年でDAWにどのような発展を遂げるかという最後の質問に対しては、「タッチ・スクリーン・ユーザー・インターフェース」、「インターネット・コラボレーション機能」、そして「ハードウェア・インテグレーション」の3つをキー・ファクターとして挙げています。「PreSonusは、基本的にハードウェア・メーカーだ。我々のチャレンジのひとつは、ソフトウェアとハードウェアを完璧に統合することなんだ。たとえば、ミキシング・コンソールStudioLiveのミキシング設定をStudio Oneに移行するやり方については、(何がベストなのか)常に模索している。まだまだたくさんやることがあるね」とのことです。

Audiofanzine: Interview with the father of Studio One

http://en.audiofanzine.com/general-sequencer/presonus/studio-one-2-professional/editorial/articles/interview-with-the-father-of-studio-one.html

Image via Audiofanzine