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Apple、Logicなどのプロ・オーディオ・アプリケーションの開発を終了?
Pro Tools系の情報サイト、Pro Tools Expertが、「Appleのプロ・オーディオ・アプリケーション・チームから、多くの人がいなくなった」という気になる記事を掲載しています。
Logicは、Sountrack Proのようにフェード・アウトしてしまうのでしょうか。はたまた、AppleはLogicをiPad用アプリとして再生しようとしているのでしょうか。非常に気になるニュースです……。以下、Pro Tools Expertの記事の要約です。
“何人かのAppleの元従業員の話を総合すると、Appleのプロ・オーディオ・アプリケーション・チーム(Logicなどを開発しているチーム)は、事実上無くなったそうです。また、ある筋からの情報によれば、ヨーロッパでは最近2人のプロ・アプリケーション・スペシャリストがいなくなり、そのポジションを別の人間で埋める予定もないとのこと。そのプロ・アプリケーション・スペシャリストの代理人によれば、「(プロ・オーディオ・アプリケーション・チームは、)多くの人がいなくなった」とのことです。
ニュースはこれだけではありません。Appleが次にリリースする大きなオーディオ・アプリケーションは、iPad用とのことです。これはLogicユーザーだけでなく、Pro Toolsをはじめとするすべてのクリエイティブ系のMacユーザーにとって、決して良いニュースではありません。
ティム・クックは数ヶ月前、業務でMacを使用するユーザーに対し、Mac Proの開発を継続することを約束しました。我々プロ・ユーザーは、そのコメントを聞いて安心しましたが、その後いつまで経っても新しいMac Proは発表されず、ユーザーが待ち望んでいるLogic Proについても同様で、Final Cut Proに関してはFinal Cut Pro Xとして機能が縮小してしまいました。現在、Appleがプロフェッショナル市場に対して、開発リソースを費やしているという具体的な話は、ほとんど耳にすることがありません。AppleのWebサイトでオーディオ・エンジニア関連の求人を検索しても、結果として表れるのはiPod用のスピーカー・エンジニア、Final Cutのオーディオ・エンジニア、そしてインターナル・サウンド・エンジニアくらいです。
もちろん、これらの話はすべて未確認です。Appleは、これら憶測や噂に対してコメントすることはありません。私たちが彼らに伝えることができるのは、この記事に目を通してほしいということと、iOS関連以外の製品ですぐに我々を驚かしてほしいということです。”
Pro Tools Expert: Apple Pro Audio Applications Team “Decimated”