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Allen&Heath、単体でレコーディングも可能なFireWire/USB接続のオーディオ・インターフェース、「ICE-16」を発表!

英国の老舗コンソール・メーカー、Allen & Heath社が単体製品としては同社初(?)となる新型オーディオ・インターフェース、「ICE-16」を発表しています。

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FireWireとUSB 2.0、2種類のインターフェース回路を備える「ICE-16」は、1Uラック・サイズのオーディオ・インターフェース。オーディオ入出力は、アナログ16系統の入力(フォーン)とアナログ16系統の出力(RCAピン)を装備する一方、デジタル入出力は無しというとても潔い設計になっています。アナログ出力端子がすべてRCAピンというのも大変ユニークな仕様と言えるでしょう。解像度は、最高24bit/96kHz対応で、FireWire接続時は複数台の同時使用もサポートするようです。

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さらに「ICE-16」は、アナログ入力端子のソースをそのままUSBメモリに録音できるスタンドアローン・レコーディング機能も搭載。コンピューターを接続することなく、最高24bit/48kHzのオーディオ・データを最大6時間収録することが可能になっています。フロント・パネルには簡単なトランスポート・ボタンも備わっており、本体だけで収録データをモニタリングすることも可能。これはコンサートの現場で、簡単にライブ収録したいときに便利な機能と言えそうです。

オーディオ・ドライバは、ASIOとCore Audioをサポートする「ICE-16」。価格は654ポンド(約82,000円)と意外と安価で、なかなか注目を集めそうな新製品です。

Allen & Heath: ICE-16

http://www.allen-heath.com/uk/Products/pages/ProductDetails.aspx?catId=ICE16&ProductId=ICE16&SubCatId=

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