Chiptune

GAMEBOYやNES、C64、ATARI2600をラックマウント化したモジュール「Ninstrument」

先ほど紹介した、初代GAMEBOY用オーディオ/MIDIインターフェース「SYNTHBOY+」。その開発者、クリス・ブラースカイ氏が以前から取り組んでいるのが、ラックマウント・モジュール「Ninstrument」です。

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「Ninstrument」は、GAMEBOYをはじめ、NES(初代ファミコン)、Commodore 64、ATARI 2600といったオールド・マシンをラックマウント筐体に組み込んだ音源モジュール。GAMEBOYはArduinoboy/mGB、LSDJ、nanoloop、NESはChip Maestro、NTRQ、MidiNES、Commodore 64はMssiah、cynthcart、ATARI 2600はSynthcartといったソフトによって音源として利用できるようになっています。

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仕様はまだ定まっていないようですが、最終的にはこのうちの複数のデバイスが同時に組み込まれた仕様になるもよう。今回、「SYNTHBOY+」のKickstarterプロジェクトで3,850ドル以上出資した人先着1名が貰える「Ninstrument」のプロト・タイプは、2台のGAMEBOY、NeX氏制作の“GBLFO”、Synthcartが装着されたATARI 2600、そしてMIDINESが装着されたNES(アメリカのファミコン)が組み込まれるようです。

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見た目の仕上げもとても美しく、非常に物欲がそそられる「Ninstrument」。今後の動向に注目したいアイテムのひとつです。

Ninstrument

http://www.ninstrument.com/

ICON: GAMEBOYを本格的なMIDIシンセに変える「SYNTHBOY+」、現在Kickstarterで出資者を募集中

https://icon.jp/archives/2712