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Commodore USAが遂にAmigaを再生! Mac miniライクな「Amiga mini」が間もなく登場!

本日、Musikmesse/Prolight+Sound最終日。これから会場に向かうのですが、スルーできない情報が入ってきました。Commodore USAが新型コンピューター、「Amiga mini」(!!!!!)をアナウンスしています。

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既にオンライン・オーダーの受付が開始されている「Amiga mini」は、Commodore OS Visionがプリ・インストールされたPCベースのコンピューター。100%アルミ製の筐体デザインはMac miniを彷彿とさせますが、内部の仕様は非常にハイ・スペック。CPUには3.5GHzのCore i7 2700Kを搭載し、メモリは16GB DDR3、グラフィック・チップはNVIDIA GeForce GT 430(1GB DDR3メモリを搭載)、内部ストレージは1TBのSATA HDD(300/600GBのSSDを選択することも可能)となっています。

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また、デスクトップ筐体ながら拡張性も配慮されており、PCI ExpressスロットとMini PCI Expressスロットを1基づつ装備(Mini PCI Expressスロットには、WiFiモジュールが装着済み)。内部には2.5インチのドライブ・ベイが2基用意され、フロント・ローディングのオプティカル・ドライブ用ベイには、Blu-rayドライブが搭載されています。

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数年前にリリースされ、話題を集めたC64の復刻モデル「Commodore 64」同様、リビング・ルームでテレビに繋いで使用する「ホームシアター/ゲーム用コンピューター」を念頭に開発されたという「Amiga mini」(HDMI出力が備わっているので、テレビに直接繋ぐことができます)。シルバー/ブロックの2カラーが用意され、Commodore OS Visionを含まないベアボーン・モデルは345ドル、最もハイ・スペックなモデルは2,990ドルとなっています(意外と高い……)。

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またCommodore USAは「Amiga mini」と同時に、「VIC mini」と「VIC-Slim」という2種類の新型コンピューターを発表しています。「VIC mini」は、「Amiga mini」と同様のコンセプトのデスクトップ・コンピューターですが、スペックを落とし、価格も若干抑えられています。一方の「VIC-Slim」は、「Commodore 64」のスリム筐体バージョン。キーボード筐体にコンピューター本体が搭載されているので、よりスマートにゲームなどを楽しむことが可能です。

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ここまできたら、どこかの有志がCommodore OS Visionで動くDeluxe PaintやBars & Pipesを作ってくれないですかね……。

Commodore USA

http://www.commodoreusa.net/