Feature Image

NEWS

NAMM 2017: Behringer初のシンセサイザー、「DeepMind 12」が遂に販売開始! 12ボイス仕様の新世代アナログ・シンセサイザー

昨年アナウンスされたBehringer初のシンセサイザー、「DeepMind 12」。世界中のシンセ・マニアから注目を集めていますが、ヨーロッパでは昨年末、遂に販売が開始されました。ヨーロッパ最大の楽器店、Thomannの販売価格は1,198ユーロ(現在の為替レートで、約147,000円)で、予想されていた価格よりも最終的に2〜3割高い値付けになったもよう。しかしThomannをはじめ、販売を開始した楽器店ではほぼソールド・アウトとなっており、その人気の高さが伺えます。Thomannの次回入荷は2月24日のようで、アメリカのSweetwaterでは1月下旬に販売が開始されるとのこと。Behringerの総帥、ユーリ・ベリンガー(Uli Behringer)のGearslutzへの投稿によると、Sweetwaterの初回販売台数は500台とのことで、欧米での盛り上がりを見る限り、こちらも即ソールド・アウトになりそうな気配です。

Behringer - DeepMind 12

DeepMind 12」は、以前からシンセサイザーの開発に興味を持っていたというユーリ・ベリンガーが、自ら開発指揮を執って完成させた12音ポリフォニック仕様のアナログ・シンセサイザー。ドイツのWebメディア、Amazona.deに掲載されたユーリ・ベリンガーのインタビューによると、約7年前の2010年にはローランド JUNO-106のクローンを作れないか研究開発を行っていたとのこと。このシンセサイザーは8ボイス仕様で、「Phat 108」という名前まで付けられていたようですが、間もなくその研究開発は頓挫。それからしばらくシンセサイザーの開発は中断していたようですが、市場にアナログ・シンセサイザー・ブームが到来し、加えて同時期に親会社のMusic GroupMidas(イギリスの大手ライブ・コンソール・メーカー)を買収したことから、ユーリ・ベリンガーのシンセサイザー開発への情熱が再燃したとのこと。そして長い研究開発期間の末に完成したのが、今回リリースされた「DeepMind 12」というわけです。数年前にも、“BehringerがARP Odysseyのクローンを開発している”との噂が流れましたが、スタート・ポイントはARP Odysseyではなくローランド JUNO-106だったようです。

Behringer - DeepMind 12
Behringer - DeepMind 12

日本でBehringerというと、“他社製品を模倣した安価な製品のメーカー”というあまり良くないイメージを持っている人も少なくないと思いますが、Music Groupという持ち株会社を設立し、Midas/Klark TeknikTC Electronicといった歴史と技術力のある会社を買収してからは、オリジナリティー溢れる魅力的な製品を数多く市場に送り出しています。例えばデジタル・ミキサーのX32は世界中で大ヒットを記録しており、そのラック・バージョンであるX32 Rackは、一定のニーズがありながらあまり選択肢が無かった“ラックマウントできるデジタル・ミキサー”を高いコスト・パフォーマンスで具現化した製品として高く評価されています。欧米(特にヨーロッパ)で「DeepMind 12」への期待値が高いのも、ここ数年のBehringer(とその製品)を高く評価している人が多いからこそでしょう。また、総帥ユーリ・ベリンガー自ら頻繁にGearslutzに投稿し、要望に耳を傾けるなど、世界中のシンセ・マニアとコミュニケーションを図ったのも良かったのかもしれません。Behringerにあまり良いイメージがない人も、シンセ好きの方であれば大注目の新製品と言えそうです。

Behringerいわく「DeepMind 12」は、“想像力溢れるキーボード・プレーヤー、アーティスト、サウンド・デザイナー、エンジニア、プロデューサーのために開発したシンセサイザー”とのこと。12音ポリフォニック仕様のアナログ・シンセサイザーですが、決して過去の名機のリバイバル/クローンではなく、TC Electronic/Klark Teknikが開発したワールドクラスのエフェクトを搭載し、iPadからのリモート・コントロールにも対応するなど、先進的な機能が数多く盛り込まれた“現代のアナログ・シンセサイザー”に仕上げられています。

Behringer - DeepMind 12

iPad用のリモート・コントロール・アプリ

DeepMind 12」の特徴は以下のとおりです。

DeepMind 12」の日本での販売については未定。なお、デスクトップ・バージョンも用意されています。

Behringer - DeepMind 12

IK Multimedia、SyntronikのiPhone対応バージョンをリリース! Audio Unitsもサポート、25音色利用できる無償版も提供

PreSonusの新型オーディオIF、「AudioBox USB 96」が販売開始! 96kHz対応、Studio Oneが付属して13,800円

UVI、神経衰弱ゲーム「Memori」の無償配布を開始! 全レベルをクリアした先着10名はUVIストアで100ドル割引!

Avid、Pro Tools 12のユーザーに、Tracktionのソフト音源「Biotek」と、高品位ライブラリーを無償提供するプロモーションを開始!

Arturia、間もなく「V Collection 6」を発表!? Buchla Music EaselやFairlight CMIなどを元にした新音源が追加

USBメモリ型の世界最小アナログ・シンセ、「Trueno」が販売開始! 24bit ADを搭載、出力はそのままDAWに取り込むことが可能

PreSonus Studio Oneユーザー・グループの第3回オフ会が開催! プロも多数参加、直接質問することも可能!

コルグ、minilogueの限定カラー・モデル「minilogue PG」を発表! 今週末から販売開始

IK Multimedia、「MODO BASS」を1.5にアップデート! 6弦モデルを搭載、ドロップAチューニングにも対応…… 12月末まで33%OFFで販売中

Cakewalk、全製品の開発/販売を終了…… SONARの次回アップデートも中止に

Steinberg、「Cubase 9.5」を発表! 64bit処理のオーディオ・エンジンを採用、新シンセ「FLUX」を搭載するなど、大幅に進化!

コルグ、KORG Gadget for Mac/iOSをアップデート、3種類の新ガジェットを追加! 50%OFFセールも開始

渋谷のRock oNで今月17日、Endorphin.esのワークショップが開催! Endorphin.esのMoritz氏がモジュラー・シンセの魅力を解説

Cycling ’74、「Max 8」を発表! 来年第二四半期リリース、Live 10のMax for LiveがMax 8ベースであることも明らかに

Ableton、新世代DAW「Live 10」を発表! 新音源「Wavetable」など新しいデバイスが追加、Max for Liveも標準搭載に

コルグ、「KORG Gadget for Nintendo Switch」を発表! 特設サイトもオープン、来年春発売予定

Avid、「Pro Toolsクロスグレード・プロモーション」を開始! 他のDAWユーザーはPro Toolsを約20%OFFで購入可能

ROLI、ファレル・ウィリアムス『Happy』を自由に解体/リミックスできる、NOISE用サウンドパックの無償配布を開始!

ICON