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NAMM 2017: IK Multimedia、iRig機能を内蔵した6,000円の超小型ギター・アンプ、「iRig Nano Amp」を発表! 12月末発売予定

IK Multimediaが、来月開催のNAMM Showに先駆けて、新製品「iRig Nano Amp」を発表しています。

IK Multimedia - iRig Nano Amp

iRig Nano Amp」は、超小型のギター・アンプに、iOSデバイス用ギター・インターフェース「iRig」の機能を統合した製品。一見すると手のひらサイズのギター・アンプという感じですが、iPhoneやiPadを接続することで、高機能なギター・サウンド・シミュレーターとしても使える新しいタイプの製品です。

IK Multimedia - iRig Nano Amp

iRig Nano Amp」には、“AMP”と“DEVICE”という2種類のモードが備わっており、“AMP”モードでは内蔵されているブリティッシュ・スタイルのトーン・スタック回路が機能。iPhoneやiPadを接続しなくても、スタンドアローンのギター・アンプとして使用することができます。“NORMAL”と“BRIGHT”の2種類の出力タイプを選択でき、入力ゲインによって歪み具合を調整することが可能。3WのクラスA/Bパワー・アンプと3インチのネオジム・ウーファーを搭載しているので、筐体サイズからは想像できないパワフルなサウンドを楽しむことができます。

一方の“DEVICE”は、iOSデバイス用ギター・インターフェースとして使用するためのモード。このモードでは内蔵のトーン・スタック回路はバイパスされるので、付属のケーブルでiPhone/iPad/iPod touchを接続してAmpliTube(IK Multimedia製アプリ)を立ち上げることで、高機能なギター・サウンド・シミュレーターとして使用することができます。AmpliTubeには、FenderやAmpeg、MESA/Boogieなど、30種類以上のアンプ・モデルと50種類以上のストンプ・モデル(アプリ内課金含む)が用意されており、非常にリアルなギター・サウンドを楽しむことが可能。また“DEVICE”モードでは、ヘッドフォン出力を利用することもできます。

IK Multimedia - iRig Nano Amp

筐体サイズは、159mm(横幅)×89mm(高さ)×45mm(奥行)で、端子類はギター入力(標準フォーン)、ヘッドフォン出力(ステレオ・ミニ)、最大4×12インチまでのキャビネットを駆動できる外部スピーカー出力(標準フォーン)、iOSデバイスを接続するためのコネクターを装備。単三電池3本で動作し、背面には本体を傾けて設置できるキックスタンドも備わっています。

iRig Nano Amp」は、2016年12月末発売予定で、価格は6,000円(税別)となっています。

IK Multimedia - iRig Nano Amp