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IK Multimedia、“究極のフィジカル・モデリング・ベース音源”を謳う話題の新製品「MODO BASS」の販売を開始! 12月4日まで50%OFFで販売中

IK Multimediaが、先月発表した新製品「MODO BASS」の販売を開始しています。

IK Multimedia - MODO BASS

MODO BASS」は、音源方式にフィジカル・モデリング(物理モデリング)を採用したベース専用のソフトウェア・インストゥルメント。1222年創立のヨーロッパ最古の大学の一つ、パドヴァ大学とタッグを組み、約8年(!)もの研究開発期間を投じて完成させたという、かなり気合いの入った製品です。

MODO BASS」の根幹を成すのが、“リアルタイム・モーダル・シンセシス・テクノロジー”と呼ばれるモデリング技術。“リアルタイム・モーダル・シンセシス・テクノロジー”では、楽器そのものの鳴り、弦の種類/張り/古さ、ピックアップをはじめとする電気回路、さらにはプレーヤーの奏法/振る舞いを細かくモデリングし、サウンドをリアルタイムに生成。単純にサンプルを再生する方式ではないため、スライドやスラップといった表現技法もリアルに再現します。

IK Multimedia - MODO BASS

MODO BASS」は、Fender Precision Bass/Jazz BassやMusic Man StingRay、Rickenbackerなど、代表的なベース・モデルを12種類搭載。エフェクトやアンプ・モデルなども搭載し、ベース・サウンドをトータルに作り出すことができます。もちろん、音色はエディットすることもでき、弦を交換したり、ピックアップの種類を替えることも可能。インテリジェントなレガート・スライド演奏機能も備わっており、キー・スイッチによってゴースト・ノートを加えたりすることも可能になっています。

IK Multimedia - MODO BASS

IK Multimediaが、久々に世に送り出すPC用ソフトウェア・インストゥルメント「MODO BASS」。メーカー担当者によれば、IK Multimediaの製品開発を統括するCTO(開発責任者)のダヴィデ・バルビ氏はベーシストで、ベースという楽器に相当こだわりを持った人物とのこと。ベータ・テスターの間では、モデリング音源の常識を覆す音の太さが評価されている「MODO BASS」ですが、8年にも及んだ研究開発ではダヴィデ氏の相当厳しいダメ出しと追い込みがあったのかもしれません。

IK Multimedia - MODO BASS

IK MultimediaのCTO、ダヴィデ・バルビ氏

MODO BASS」のbeatcloudでのダウンロード価格は35,640円(税込)ですが、12月4日(日)までイントロ価格として50%OFF(!)の17,280円(税込)で販売中。既に購入した人たちの反応を見ると、NI KOMPLETEやSpectrasonics 3製品のような“標準音源”の地位を確立しそうな製品なので、気になる方は半額のうちに入手しておいた方がよさそうです。