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Soundtoys、新開発のヴィンテージEQプラグイン「Sie-Q」を発表！ 通常価格129ドルのところ、10月13日まで無償配布中！
Soundtoysが、本日から始まったAES Conventionに合わせて、新プラグイン「Sie-Q」を発表。通常価格129ドルの製品ですが、2016年10月13日までの期間限定で、なんと無償で配布されています。
「Sie-Q」は、独Siemens社のw295bモジュールをモデリングしたEQプラグイン。w295bは、Siemens Sitralコンソールに搭載されていたレアなEQモジュールで、ディスクリート・シリコン・トランジスター設計とシンプルな操作体系、その独特な周波数特性が特徴とのこと。SoundtoysのオーナーであるKen Bogdanowicz氏とBob Belcher氏（Eventide H3000の生みの親！）は、ヴィンテージ機材のコレクターとしても有名ですが（その機材庫のレポート記事はこちら）、今回モデリングされたSiemens w295bもその中の1台で、両者お気に入りのEQモジュールとのことです。
「Sie-Q」は、シェルビング・タイプのLOW／HIGHとピーキング・タイプのMIDで構成された3バンドEQ。ゲイン・レンジは、LOW／HIGHが±15dB、MIDが±8dBで、MIDIのみ周波数可変になっています。さらには実機には無いDRIVEパラメーターも装備。DRIVEは、出力アンプの前段でゲインを増幅できるパラメーターで、プラス方向に設定することにより音にサチュレーションを付加することが可能になっています。なお、このDriveパラメーターにはAuto Gain機能が搭載されているため、ゲインを増幅してもクリップは生じない設計になっているようです。
「Sie-Q」は、Mac（10.8以降）／Windows（7以降）両対応で、VST／AU／AAX Native／AAX Audio Suiteの各フォーマットをサポート。「Sie-Q」は、 Soundtoys 5.1に含まれるほか単体でも発売されますが、先述のとおり2016年10月13日まで無償で配布されています（要iLokアカウント。iLok自体は不要です）。
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