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Slate Digital、1176のレシオ・ボタン“全押し”を再現したコンプレッサー・プラグイン、「Monster」の無償配布を開始！
Slate Digitalが、Virtual Mix Rack（VMR）をアップデート。新開発のコンプレッサー「Monster」が追加されました。「Monster」は無償のエフェクトとして提供され、Virtual Mix Rackをインストールすれば、誰でも利用することができます（要・iLok 2）。
“エクストリーム・ダイナミック・プロセッサー”を謳う「Monster」は、ヴィンテージFETコンプレッサー（Slate Digitalは名前を挙げていませんが、1176だと思われます）を元に開発されたエフェクト。1176をモデリングしたプラグインは数多存在しますが、「Monster」はレシオ・ボタンの“全押し”に特化したエフェクトになっている店がユニークです。
ユーザー・インターフェースは、1176を500 Series化したようなデザインで、上からVUメーター、アタック、リリース、インプット・ゲイン、アウトプット・ゲインという実機同様のパラメーターを装備（レシオ・ボタンは、“全押し”固定なのでありません）。実機に無い機能としては、ハイ・フリケンシー・ディテクター（HF DET）とハイパス・フィルター（HPF）が備わっており、ハイ・フリケンシー・ディテクターを設定することによって、より深みのあるエフェクトと滑らかで伸びのある高域が得られるとのこと。一方、ハイパス・フィルターを活用することで、パンチのあるコンプレッション・サウンドが得られるとのことです（右上の”PUNCH”ボタンをオンにすることで、さらにパンチのあるサウンドになるとのこと）。また、流行のパラレル・ミックスを実現する“MIX”ノブも装備しています。
「Monster」は、Virtual Mix Rackのフル・インストーラーに含まれ、誰でも無償で利用することが可能。インストーラーは右上の“DOWNLOAD FOR FREE”ボタン（オレンジ色のボタン）をクリックすることでダウンロードでき、iLokのアクティベーション・コードは登録したメール・アドレスに送付されます。プラットホームはMac／Windows両対応で、VST 2／VST 3／AU／AAX Nativeの各フォーマットをサポート（64bit対応）。iLok 2が必須となりますが、お持ちの方はぜひダウンロードを。
