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Apple、新世代デスクトップOS、「macOS Sierra」を発表！ “OS X”は“macOS”に名称変更 〜 アナウンスされた新機能まとめ 〜
Appleは2016年6月13日（現地時間）、『WWDC 2016』の基調講演で、OS Xの次期バージョンを発表しました。次期バージョンでは、名称がOS Xから「macOS」に変更され、最初のバージョンは「macOS Sierra」というコード・ネームになるとのことです。
Image via The Verge
今回、アナウンスされた「macOS Sierra」の新機能は以下のとおりです。（2016年6月14日4:45、一部内容を修正しました）
● Auto Unlock：MacにApple Watchを近寄せることで、自動的にロックを解除。
● Universal Clipboard：クリップボードの内容を、MacとiOSデバイスで共有できるように。例えばMacでコピーを実行すると、iOSデバイスのクリップボードにも同内容のものがコピーされます。
● iCloud Drive：複数のMac／iOSデバイス間で、デスクトップと書類フォルダの中身を自動的に同期。また、新しいストレージの最適化機能により、使用頻度の低いファイルを自動的にiCloud Driveにアップロードし、ローカルのストレージ容量を解放します。
● Apple Pay on the web：Safariで表示したWebサイトで、Apple Payによる支払いが可能に。支払いには、iOSデバイスのTouch IDあるいはApple Watchのサイド・ボタンを使用します。
● タブ：多くのアプリケーションで、Safariのようなタブが使用可能に。これはOSレベルの機能であり、アプリケーションのデベロッパーは特に対応させる必要はないそうです。
● ピクチャー・イン・ピクチャー：SafariやiTunesのビデオ・ウインドウを、デスクトップやフル・スクリーンのアプリケーション上にフロート表示させることが可能に。
● Siri：SiriがMacでも使用可能になります。
● iTunes：Apple Musicが完全な新デザインに。
● 写真：“写真”アプリがアップデート。新機能“Memories”や、より精度が上がった顔認識機能、マップ上に写真を表示する機能などが追加されます。
● メッセージ：“メッセージ”アプリがアップデート。より多くの絵文字に対応。
「macOS Sierra」はベータ版が7月に公開され、リリースは今秋とのことです。
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