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Arturia、人気のソフト音源バンドル:V Collectionを「V Collection 5」にアップグレード! 「Synclavier V」など5種類の新ソフト音源を追加

Arturiaが、ソフトウェア・インストゥルメントのバンドル・パッケージ「V Collection」をアップグレード。新開発のソフトウェア・インストゥルメントを5種類追加し、「V Collection 5」として販売を開始しています。

Arturia - V Collection 5

V Collection 5」で追加されたソフトウェア・インストゥルメントは、「Synclavier V」、「B-3 V」、「Stage-73 V」、「Farfisa V」、「Piano V」の5種類。これで「V Collection 5」に含まれるソフトウェア・インストゥルメントは、計17種類になりました。あえて紹介するまでもありませんが、「Stage-73 V」はFender Rhodes Suitcase PianoとStage Piano、「Piano V」は9種類の著名なアコースティック・ピアノをソフトウェア化した音源です。また「V Collection 5」には、5,000種類以上のプリセットを素早く演奏することができる「Analog Lab」の新バージョン「Analog Lab 2」も同梱されています。

V Collection 5」の新しいソフトウェア・インストゥルメントで注目なのは、やはり「Synclavier V」。その名のとおり80年代に一世を風靡したNew England Digital社のSynclavierを再現したソフトウェア・インストゥルメントです。Arturiaは「Synclavier V」をソフトウェア化するにあたって、実機の開発者の一人であるキャメロン・ジョーンズ(Cameron Jones)氏とコラボレート。実機のコードを元に開発することで、よりリアルなサウンドを実現しています(オリジナルSynclavierとのライブラリーの互換性もあるとのこと)。

Arturia - V Collection 5

以下、「Synclavier V」の主な特徴です。

● 実機の開発者の一人であるキャメロン・ジョーンズ(Cameron Jones)氏とコラボレート、オリジナル・コードを元に開発することで、Synclavier独特のシンセシス・エンジンを忠実に再現

● FMと加算合成を融合したシンセシス・エンジン。モジュレーター波形/キャリア波形ともに、24以上の倍音合成が可能

● ダイナミックな加算合成を実現する“Time Slice”エンジン

● 最大12ティンバー(実機は最大4ティンバー)

● 内部のビット・レゾリューションは可変対応(実機は8bit)

● 3種類のプログラミング画面

● リバーブを含む高品位なエフェクトを搭載

● オリジナルSynclavierとライブラリー互換

● Native Instruments NKSフォーマットに対応

Synclavier V」を含む「V Collection 5」は、Mac/Windows両対応で、VST/VST3/AU/AAX/スタンドアローンの各フォーマットをサポート。フル・バージョンの価格は499ドルとなっていますが、2016年6月30日までの期間限定で、イントロ・プライス:399ドルで販売されています。