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Focusrite、新型オーディオ・インターフェース「Red 4Pre」を発表! 標準でThunderbolt 2、Pro Tools|HD、Danteの3通りの接続方式に対応
Focusriteが新製品「Red 4Pre」を発表しています。
製品名に伝統の“Red”を冠した「Red 4Pre」は、1Uラック・サイズのオーディオ・インターフェース。Focusriteの新しいフラッグシップ・オーディオ・インターフェースです。注目は、Thunderbolt 2、DigiLink、Danteという3種類の接続インターフェースに対応していること。オプション・カードでの対応ではなく、すべてのインターフェースは標準装備しており、これ1台でネイティブDAW(Thunderbolt 2)、Pro Tools|HD/HDXシステム(DigiLink)、ネットワーク・オーディオ(Dante)に対応する、かなり強力な製品に仕上げられています。
AD/DAコンバーターは24bit/最高192kHz対応で、ADコンバーターは118dB以上、DAコンバーターは121dB以上のダイナミック・レンジを確保。アナログ入力部には、Red Revolutionマイク・プリアンプを4基搭載しており、Focusrite独自の“Air”テクノロジーによって、名機ISAシリーズに近い周波数特性が得られるとのこと。もちろんマイク・プリアンプのパラメーターは、専用ソフトウェア「Focusrite Control」を使ってリモート・コントロールすることもできます。
フロント・パネル/リア・パネルに備わっている端子類は以下のとおり。Focusriteは「Red 4Pre」を、“58ch入力/64ch出力”のオーディオ・インターフェースとして謳っています(どのようなカウントでこの入出力チャンネル数になっているのかは現時点では不明)。
● インストゥルメント入力(2ch)
● マイク入力(4ch、XLR)
● ライン入出力(8ch、D-Sub)
● モニター出力(2ch、フォーン)
● ヘッドフォン出力(2系統)
● S/PDIFデジタル入出力(2ch、コアキシャル)
● ADATデジタル入出力(16ch、オプティカル)
● Thunderbolt 2端子(×2)
● DigiLink端子(×2)
● Dante端子(×2、RJ-45)
● ループ・シンク入出力(BNC)
● ワード・クロック入出力(BNC)
「Red 4Pre」には2m長のThunderboltケーブルも同梱。また、Softubeの「Time and Tone」プラグイン・バンドル(Drawmer S73、TSAR-1R、Tube Delay、Saturation Knob)と、Focusrite謹製のプラグイン・バンドル「Focusrite Red Plug-in Suite」が付属するとのことです。
気になる日本での発売は、代理店のハイ・リゾリューションによれば2016年初夏の予定とのことで、価格はオープン・プライス(HRストア価格:300,000円/税別・予価)となっています。