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Ableton Liveのためにデザインされたカラフルなコントロール・サーフェース「unitOne」
macrostructureというWebサイトが、「unitOne」というユニークなデザインのMIDIコントローラーを発表しています。
Ableton Liveのために開発されたという「unitOne」ですが、送出するのは普通のMIDIデータなので、基本的にはどんなDAWでも使用することが可能。
計48基のエンコーダーを備え、そのうち32基(8列×4基)の青色エンコーダーはチャンネル・ストリップ用、12基(3列×4基)の黄色エンコーダーはAUXリターン用、そして4基(1列×4基)の赤色エンコーダーは、マスター・トラック用となっています。赤色エンコーダーの右側に並んだスイッチ類はトランスポート・コントロール用で、黄色エンコーダーの下にはクロス・フェーダーも装備。DJミキシング用途で使用する場合は、黄色エンコーダーをEQ用に活用することもできます。
「unitOne」では、内部のMIDIデータの生成のためにDoepfer社のPCB回路を使用。また、このPCB回路で生成されたMIDIデータは、Evolution社のコンバーターを使ってUSB信号に変換されています。
48基のエンコーダー以外にも、多数のスイッチやボタン類を備え、合計で242ものMIDIデータを送出できる「unitOne」。macrostructureでは、「unitOne」の回路図を有償で頒布しており(25ポンド)、カスタム・ビルドも受け付けているそうです。オリジナルのデザインにも対応してくれそうな雰囲気なので、興味のある方はぜひ。
macrostructure: unitOne