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Meet The Developer #2:Steinberg(Part 2)〜 開発者たちが語るCubaseのアドバンテージと、いま最も積極的に取り組んでいること 〜

ドイツ・ハンブルクに拠点を置くソフトウェア・デベロッパー、Steinberg。1984年、カール“チャーリー”スタインバーグ(Karl “Charlie” Steinberg)とマンフレッド・リューラップ(Manfred Rürup)によって設立された同社は、CubaseNuendoHALionといったイノベーティブなソフトウェアによって、コンピューター・ベースの音楽/音響制作環境を革新してきました。同社はまた、システムの基盤となるテクノロジーをいち早く開発することでも知られ、SteinbergがオリジネーターであるVSTやASIOは現在、標準フォーマットとして広く普及しています。まさにこの世界を牽引してきた、オーディオ系ソフトウェア・デベロッパーを代表する存在と言っていいでしょう。

ICONは今年、ハンブルクのSteinberg本社を訪問し、開発者に直接話を訊く貴重な機会を得ました。ここでは“VST”をテーマにした前編に引き続き、後編を掲載することにします。後編のテーマは、ズバリ“Cubase”。先日最新バージョン8.5がリリースされ、注目が集まっているCubaseですが、その開発者たちに率直な質問(疑問)をぶつけてみました。取材に応じてくれたのは、Steinberg本社のディレクター・プロダクト・プランニング(Director Product Planning)であるクライデ・センドキー(Clyde Sendke)氏、プロダクト・プランニング・マネージャー(Product Planning Manager)のクリスチャン・ディトナー(Christian Dettner) 氏、テクニカル・リード・オーディオ・エンジン(Technical Lead Audio Engine)のゲオルグ・コンラッズ(Georg Conrads)氏。いずれもCubaseの開発に深く関わっている方々です。ぜひご一読ください!(第一弾記事を未読の方はそちらもどうぞ

Steinberg HQ Interview Part 2
Steinberg HQ Interview Part 2
Steinberg HQ Interview Part 2

曲作りのスタートから完パケに至るまで、音楽制作のすべてを完遂できる点がCubaseの大きな特徴

——— まずはみなさんの簡単な経歴と、Steinbergでの仕事の内容についておしえていただけますか。

ゲオルグ・コンラッズ(GC) 私はSteinbergに入社して、14年くらいになります。その前は家電メーカーのPhilips社にいたんですけど、自分には合わなくてすぐに辞めてしまいました(笑)。Steinbergでは現在、オーディオ・エンジン周りの開発に関わっています。主に手がけているのは、オーディオ・エンジンを最適化する作業ですね。

クリスチャン・ディトマー(CD) 私がSteinbergに入社したのは2000年のことで、もう15年も働いていることになります。Steinbergに入社する前は、同じハンブルクの近郊にあるAcer社で、ヨーロッパのサービス・ロジスティクスの部署に在籍していました。Steinbergにはサポート担当として入社したんですが、間もなくQA(註:Quality Assurance/品質保証)の部署に移り、現在はCubaseのプロダクト・プランニングを担当しています。

クライデ・センドキー(CS) 私とSteinbergとの関係は1996年に始まったんですが、友人がSteinbergが出展する展示会の会社に勤めていたことから、その関係はどんどん深くなっていきました。そして2002年、サポートを担当するフルタイムの社員としてSteinbergに入社し、2007年からはプロダクト・プランニングのチームを束ねるポジションに就いています。現在はSteinbergのマネージメント・メンバーの一人でもあります。

CD 私とクライデが担当しているプロダクト・プランニングは、Cubaseにどのような新機能を追加するか、Cubaseを今後どのように発展させていくかということを決定する仕事です。

——— 質問は山のようにあるのですが、時間が限られているとのことなので、個人的にぜひ訊きたいことを脈絡なく質問していきます。

最近のDAWソフトウェアはどれも、バージョン・アップを繰り返し行った結果、違いや個性が無くなってきたように感じます。どのソフトウェアもオーディオ機能は非常に充実していますし、膨大な数のプラグインやソフト・シンセが付属し、それで“できること”はほとんど変わらないのではないかと思います。2015年現在、他のDAWソフトウェアと比較したCubaseが秀でている点をおしえてください。

CD Cubaseは、他のDAWソフトウェアと比べると、クリエイティブ系の機能が充実していると自負しています。元々、MIDIシーケンサーからスタートしたソフトウェアなので、MIDI関連機能は十分に備わっていますし、我々が最近力を入れている『コードパッド』やコード進行の『五度圏表示』や『近接コード表示』といった作曲支援機能もそうですね。その上で、業務レベルのレコーディング/ミックスが行えるオーディオ機能も備わっているので、Cubaseユーザーは曲作りのスタートから完パケに至るまで、すべてを同一のソフトウェア上で完遂させることができるのです。音楽制作のすべてを1本のソフトウェアで完遂できる点は、Cubaseの大きな特徴だと思っています。

CS それとCubaseは、ユーザーに使い方を強要しません。何かを実行する際、複数の操作方法が用意されているので、ユーザーは自分がやりやすいと感じた方法で曲作りを行うことができるのです。機能面で言えば、『VST Expression』のような他のDAWソフトウェアではまだ採用されていない革新的な機能を、いち早く利用できるというのもCubaseの魅力です。

CD また、ユーザー・サポートに関しても、DAWソフトウェアの中で一番だと思っています。未だに電話でのサポートを継続していますし、何より我々はヤマハの強力なサポート・ネットワークを持っています。古くからのユーザーならお気づきかもしれませんが、昔に比べるとメンテナンス・アップデートのリリース頻度も上がりました。手厚いユーザー・サポートは、数あるDAWソフトウェアの中からCubaseを選ぶ理由になり得ると思います。

GC プログラマーの視点で言うと、Cubaseというのは細かいディテールにこだわって開発されているDAWソフトウェアです。ひとつバージョンを上げるのに、かなりの時間とマン・パワーを投じて開発は行われます。私が入社した当時、まだチャーリー(註:チャーリー・スタインバーグ/Charlie Steinberg。Steinbergの共同創業者の一人)が在籍していて、仕事を共にしました。ご存じのとおり、彼は非常に優れたプログラマーであり、私は彼から多くのことを学びました。創業者の一人であるチャーリーのフィロソフィーは、今もなお開発チームに息づいています。

——— Cubaseは最近、オーディオ機能よりも作曲支援機能をはじめとするMIDI機能の開発に力を入れている印象があります。

CD そう見えるかもしれませんが、Cubaseの進化史をもっと長いスパンで見れば、オーディオ機能の開発にも同じように力を入れていることが分かるはずです。しかし、先ほどもお話ししたとおり、Cubaseの原点はMIDIシーケンサーなわけですから、そちらの機能を発展させていくのは当然のことだと考えています。

——— 日本ではオーディオ・データをDJプレイ的に扱えるDAWソフトウェアに人気が集まっています。例えばAbleton Liveのセッション・ビューのような機能をCubaseに取り入れる予定はありませんか?

GC オーディオ機能の開発は常に行っていますが、今のところライブ・パフォーマンスやDJプレイ向けの機能を実装する予定はありません。DAWに限らず、ソフトウェア開発を行う上では、考えられる機能を闇雲に取り入れるのではなく、ユーザーが求める機能をいかに実装するかという点がとても重要であると考えています。

——— 具体名は挙げませんが、この何年かに登場した新しいDAWソフトウェアの開発者に話を訊くと、“ソース・コードが新しい”ことを自分たちの製品のアドバンテージとして必ず挙げます。歴史あるDAWソフトウェアは、古いソース・コードが軽快な動作や安定感を高める上で足枷になっていると……。Cubaseは長い歴史を持ったDAWソフトウェアですが、このコメントに対して反論はありますか?

GC 最近のバージョンのCubaseは、コンピューター・ソフトウェアとしてかなり複雑になっているので、メジャー・バージョン・アップの際にはある部分のソース・コードを丸ごとリライトしているんです。従って歴史あるDAWソフトウェアではありますが、ソース・コードはかなりフレッシュであると言えます。

CS 新しいDAWソフトウェアのメーカーには、Steinbergで働いていたスタッフが在籍していたり、これまで他のメーカーで働いていた人間がけっこういます。おそらく彼らは、ソース・コードが新しいと言うことで、これまで手がけてきたDAWソフトウェアとは違うということをアピールしたいのではないでしょうか。

Steinberg HQ Interview Part 2

ディレクター・プロダクト・プランニングのクライデ・センドキー(Clyde Sendke)氏

Steinberg HQ Interview Part 2

プロダクト・プランニング・マネージャーのクリスチャン・ディトマー(Christian Dettner)氏

Steinberg HQ Interview Part 2

テクニカル・リード・オーディオ・エンジンのゲオルグ・コンラッズ(Georg Conrads)氏

レーテンシーの問題は、ここ数年最も力を入れて取り組んでいるトピックのひとつ。CubaseとNuendoの未来に、ぜひ期待してほしい

——— Pro ToolsがHDXシステムで浮動小数点処理に移行した結果、世のメジャーDAWソフトウェアはほぼすべて同じ演算方式になりました。しかし、それでもよく言われるのが、DAWソフトウェアによる音質の違いです。Cubaseの音質は、日本ではかなり高く評価されていますが、同じ浮動小数点処理でも小さくない音質差が生じるのはなぜなのでしょうか。

GC Cubaseは、内部的には数百の“モジュール”の組み合わせで成り立っています。私は現在、このモジュールの保守管理を担当しており、あるモジュールで信号が処理された際に音質に影響を与えていないか、細かくチェックしています。なぜならユーザーは誰しも、音をCubaseに通すことでサウンドが変わることを望んでいないからです。しかしながら、他のDAWソフトウェアの中には、音質に影響を与えるモジュールを内包しているものが少なからずあります。そういうモジュールが1つでもあると、結果的にサウンドはカラーレーションされてしまいます。従って同じ浮動小数点処理でも、プログラムが違う以上、音質差が生じるのは当然のことと言っていいでしょう。

しかし、こういう話をするとき、音質とは何かということを考えなければなりません。多くの名盤を生み出したヴィンテージのアナログ・コンソールは、音に独特のカラーレーションを付加するものがほとんどです。そしてそういったアナログ・コンソールは、音にカラーレーションを付加するために使われるのです。ただしDAWソフトウェアも同じミキサー機能を持っていますが、ほとんどの人はそういったカラーレーションが付くことを望みません。入力した信号を、そのままピュアに出してほしいと思っているのです。Cubaseの音質が日本で高く評価されているとおっしゃいましたが、別に我々は特別な処理をしているわけではありません。カラーレーションの無い、ありのままの音質が評価されているのだと思います。

——— DAWソフトウェアに限らず、ミキシング・コンソールをはじめとしてデジタル処理を行う製品では、サミング処理は72bitでEQ処理は40bitなど、処理の内容によって解像度を変えているものも少なくありません。Cubaseはいかがですか?

GC Cubaseは、入力から出力に至るまで、一貫して32bit浮動小数点で処理を行います。ただ、VSTというのは開かれたフォーマットで、プラグイン内での処理の解像度については開発元が自由に決めることができます。従ってサード・パーティー製のプラグインを使用した場合は、処理によって解像度が変わることもあり得ます。

——— 確認の意味で改めて質問しますが、CubaseNuendoの音質や同期精度は完全に同じですか?

GC 現時点でCubaseNuendoは、ほとんどのソース・コードをシェアしています。音質を左右するオーディオ・エンジンに関しては完全に同一で、意外に思うかもしれませんが、ユーザー・インターフェースに関しては微妙にソース・コードが違います。ユーザー・インターフェースというのは、人とソフトウェアの接点になる部分ですので、そこが違うということは、プレイヤーの心理に影響を与えるかもしれません(笑)。

CD その日着たTシャツによって演奏が変わるデリケートなプレイヤーもいますからね(笑)。

GC 先ほど、Cubaseでは音質に対するカラーレーションを排除しているという話をしましたが、CubaseNuendoの音質が違うということはどちらかにカラーレーションがあるということで、我々の開発ポリシーを考えるとそれはおかしな話ですよね。

——— 昨年リリースされたCubase Pro 8は、『ダイレクト・ルーティング』や『バージン・テリトリー』といった高度な機能を搭載し、業務用コントロール・サーフェースであるNuageにも対応しました。それでもまだCubaseNuendoという2つのDAWソフトウェアに分けておく必要はありますか?

CS Cubaseはミュージック・プロダクション向けのDAWソフトウェアであり、Nuendoはメディア・プロダクション向けのDAWソフトウェアです。ミュージック・プロダクションとメディア・プロダクションでは、現場のワーク・フローが異なりますし、求められる機能も違います。例えばNuendoのADR機能などは、音楽制作の現場ではまったく不要な機能ですし、Cubaseに付属するスコア・エディターなどは、それが入っているというだけでメディア・プロダクションの人たちは嫌がります。我々はミュージック・プロダクションとメディア・プロダクションという2つの現場でのDAWソフトウェアの使われ方を慎重に精査した上で、2つのソフトウェアに分けているのです。

——— 今日、一番訊きたかった質問をします。Pro Toolsが業界標準になった要因はいろいろあるとは思いますが、その中でも専用DSPカードによる「保証された処理能力」と「業務ユースに耐えるI/Oレーテンシー」、この2つが大きかったのではないかと思います。その後、コンピューターの能力が飛躍的に向上し、今ではネイティブ・プロセッシングのDAWでも十分な処理が行えるようになりました。「保証された処理能力」という点では、既にDSPカードのアドバンテージはほとんど無いと言っていいと思います。しかし後者の「業務ユースに耐えるI/Oレーテンシー」という点では、ネイティブ・プロセッシングのDAWは依然としてDSPカードを使用しているPro Toolsにかないません。取材で業務スタジオを回ることも多いのですが、「処理能力的にはもうネイティブ・プロセッシングのシステムで十分だが、レーテンシーのためだけにDSPベースのシステムを使っている」と言う人たちも増えています。

前置きが長くなりましたが、ネイティブ・プロセッシングのDAWソフトウェアのメーカーが、レーテンシー問題の解決に積極的でないことが不思議でなりません。その部分に関しては、未だにオーディオ・インターフェースのダイレクト・モニタリング機能に任せてしまっている。処理能力という点では、コンピューターは十分高速になりましたし、それでも足りなければUniversal AudioのUADというオプションを選ぶこともできます。ここでレーテンシーの問題さえ解決すれば、ネイティブ・プロセッシングのDAWは真にPro Tools|HDXに対抗できるシステムになると思うのですが……。

CS 非常に興味深い質問です。最初にアピールしておきたいのが、Cubase Pro 8は新しい『ASIO-Guard 2』によって、入出力のレーテンシーを最小32サンプルまで抑えられるようになった点です。それ以前のバージョンでは、ここまでレーテンシーを抑え込むのは不可能でした。

そしてここからは慎重にお話ししなければなりませんが、我々はレーテンシー問題の解決に非積極的というわけではなく、実はここ数年、最も力を入れて取り組んでいるトピックの1つなのです。残念ながら今日はこれ以上お話しすることはできません(笑)。CubaseNuendoの未来に、ぜひ期待してください。

——— 最近流行のクラウド/インターネット・コラボレーション機能については、どのようなスタンスですか?

CS とても重視しています。我々はCubase 7で、インターネット・コラボレーション機能『VST Connect』を搭載しました。しかし最初のバージョンの『VST Connect』は、設定などがユーザーにとっては少々複雑だったんです。そのことを反省し、Cubase Pro 8の『VST Connect』では操作方法をかなりシンプルにしました。具体的には2クリックするだけで、インターネット・コラボレーションができる設計になっています。

CD ご存じかもしれませんが、我々は1999年にRocket Network社と提携するなど、インターネット・コラボレーション機能には積極的に取り組んできました。長年この機能に関わってきて、大切だと感じているのは、たくさんのユーザーが集うコミュニティを作ることだと思っています。真のコミュニティを実現するためには、DAWソフトウェアの垣根を越えてコラボレーションできる環境を整えなければならないと感じています。

——— クラウドにプロジェクトを保存する機能についてはいかがですか?

CD もちろん、そちらの方向性も検討しているところです。

——— 最近、ソフトウェアの世界ではフラットデザインがトレンドですが、この流行に対するSteinbergのスタンスをおしえてください。

CD 確かに現在、フラットデザインがトレンドですけど、過去にも似たようなデザインが流行った時期はありましたし、来年には違うトレンドがやって来るかもしれません。Steinbergのソフトウェア・デザインはその昔、過剰に装飾的だった時期がありますが、最近はシンプルで装飾を排除した使いやすいデザインを目指しています。流行に流されず、ユーザー目線で使いやすいデザインを追求していきたいですね。

——— 日本ではVOCALOID Editor for Cubaseというオプションがあるおかげで、CubaseVOCALOIDユーザーに非常に人気があります。

CD VOCALOID Editor for Cubaseは、日本からの強い要望(Driving Force)があったから開発した機能なんですが、Cubaseに『Note Expression』という機能があったからこそ比較的容易に実現できた機能とも言えます。当初はCubase ProCubase Artistだけの特別な機能にする予定だったんですが、その後『Note Expression』を利用できなかったCubase ElementsCubase AIにも対応させてしまい、正直これはやり過ぎだったかなと思っています(笑)。でも、日本ではVOCALOIDがきっかけで曲作りをする人が増えたと聞いていますし、結果的には開発してよかった機能ですよね。

CS ヨーロッパ、特にフランスなどでは、VOCALOIDは音楽としてだけでなく、ファッションやカルチャーとしても非常に人気があります。そういった人たちを音楽制作の世界に取り入れる上でも、VOCALOID Editor for Cubaseは良い製品なのではないかと思っています。

——— 日本では最近、DTMをやる女の子が増えているんですが、ヨーロッパではいかがですか?

CD それは驚きですね。ヨーロッパではあまりいないと思います。

CS 実はSteinbergは最近、女性のプログラマーが増えているんですよ。もしかしたら彼女たちが女性に支持されるような要素を加えているのかもしれませんね(笑)。

——— 最後に、日本のCubaseユーザーにメッセージをお願いします。

CD 日本では、Cubaseはかなり人気のあるDAWソフトウェアだと聞いていますので、ユーザーのみなさんのサポートには心から感謝します。日本ではヤマハが我々の製品を販売してくれているということもあり、ユーザーのみなさんからの要望は逐一我々の元に届いているのでご安心ください(笑)。日本のユーザーからの要望は、我々はとても重視しており、積極的にそれを取り入れるようにしています。VOCALOID Editor for Cubaseは、その最たる例です。

CS 私からのメッセージは、“常にクリエイティブでいてください”。これだけです(笑)。

GC 実際、Cubaseは非常にクリエイティブなDAWソフトウェアであると自負しています。ぜひこのソフトウェアを使って、すばらしい音楽を生み出していただければと思います。

Steinberg HQ Interview Part 2