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Black Rooster Audio、ドラムに胴鳴りや低域を付加できる“ビート・トリガー・シンセサイザー”、「Canary」の無償配布を開始

ドイツのソフトウェア・デベロッパー、Black Rooster Audioが、新開発のプラグイン「Canary」の無償配布を開始しています。

Black Rooster Audio - Canary

アンティークのFMラジオのようなユーザー・インターフェースを持つ「Canary」は、ビートに合わせてシンセ・サウンドを鳴らすトリガー・シンセサイザー。Black Rooster Audioは“Singing Drums Audio Plugin”と呼んでいますが、ドラム・トラック(あるいはパーカシッブなサウンドのトラック)にインサートすることで、ドラムの胴鳴りを強調したり、低域を補完したりすることができるプラグインです。生成されるサウンドの周波数はかなり高く設定することができ、フィルターやアタック/サスティンといったパラメーターも用意されているので、ビートに合わせて発音するシンセサイザーとしても使いでがありそうです。

以下、「Canary」に用意されているパラメーターです。

● TUNE:ビートに合わせて生成されるシンセ・サウンドの周波数を設定します。

● POWER:エフェクトのオン/オフを切り替えます。

● FILTER:シンセ・サウンドのフィルター・タイプを設定します。ロー・パス、バンド・パス、ハイ・パス、ハイ・パス&ロー・シェルビングの4種類から選択することができ、ノブを右クリックすることでフィルターを完全にバイパスすることもできます。

● ATTACK:シンセ・サウンドのアタックを設定します。ノブを右クリックすることでアタックをオフにすることもできます。

● SUSTAIN:シンセ・サウンドのサスティンを設定します。ノブを右クリックすることでサスティンをオフにすることもできます。

● MIX:原音とエフェクト音のミックス・バランスを設定します。ノブを右クリックすることで完全にエフェクト音だけにすることもできます。

Canary」はMac/Windows両対応で、VST/AUの各フォーマットをサポート。Black Rooster AudioのWebサイトから無償でダウンロードすることができます(要ユーザー・アカウント)。