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コルグ、Allen&Heathのコンパクト・デジタル・ミキサー、「QU-16」を今月下旬に国内販売開始

コルグが、KID(KORG Import Division)が、Allen & Heathのデジタル・ミキサー「QU-16」の国内販売を2015年3月下旬に開始するとアナウンスしています。

「QU-16」は、英国の名門:Allen & Heathが開発したコンパクト・サイズのデジタル・ミキサー。“Zintec Steel”という硬質の素材が採用された筐体は、大変ユニークなデザインとなっており、必要に応じてラックマウントすることも可能になっています。外部入出力は、16chのアナログ入力(全チャンネル“AnalogiQ”マイク・プリアンプを搭載)、3系統のステレオ入力、トークバック入力、ステレオ・メイン出力、10系統のミックス出力(モノ×4、ステレオ×3系統)、ヘッドフォン出力、ALT出力(ステレオ)、2トラック出力(ステレオ)、1系統のAES/EBU出力という仕様で、内部には4系統のステレオ・エフェクトも搭載。Allen & Heath独自の“dSNAKE”端子の装備により、CAT-5ケーブルでステージ・ボックスを接続することも可能になっています。

「QU-16」で高く評価されているのが、その操作性の良さで、サーフェース上部には選択したチャンネルの入力ゲイン/HPF/4バンド・パラメトリックEQ、ゲート/コンプ/パンなどをダイレクトに操作できるエンコーダー/スイッチ類を搭載。右側には800×480サイズのカラー・タッチ・スクリーンを備え、様々な操作を直感的に行うことが可能になっています。

さらにはUSBオーディオ・インターフェース機能を搭載しているため、オーディオ・インターフェース無しで、コンピューター(DAW)と22ch入力/22ch出力のオーディオをやり取りすることも可能。サーフェース右上のUSB端子にUSBメモリ/USB HDDを接続すれば、コンピューター無しで24bit/48kHz/18chのレコーディング/プレイバックを行うことも可能です。

以下、「QU-16」の主な特徴です。

● ラックマウントにも対応したコンパクト・サイズのデジタル・ミキサー

● 高音質マイク・プリアンプ“AnalogiQ”を16基搭載、16chのマイク/ライン入力に対応

● 計12系統のミックス出力を搭載(メイン、ステレオ×3、モノ×4)

● 16系統の内部ミックス・バス

● 4基のステレオ・エフェクトを内蔵

● 800×480サイズのカラー・タッチ・スクリーンを搭載

● ムービング・フェーダー仕様

● USBストレージへのダイレクト・レコーディング/プレイバック機能

● 22ch入出力のUSBオーディオ・インターフェース機能を搭載

● USB経由でのDAWコントロール機能

● iPad用リモート・コントロール・アプリ「Qu-Pad」対応

● “dSNAKE”端子を装備、MEパーソナル・ミキシング・システムにも対応

● 横幅440mm×奥行471mm×高さ190mm、約10kg

「QU-16」は、2015年3月下旬に国内販売が開始され、価格はオープン・プライス(市場予想価格:298,000円前後)となっています。