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Avid、Pro Toolsの最新バージョン「Pro Tools 12」の販売を開始…… 本バージョンからサブスクリプションでも利用可能に
Avidが、Pro Toolsの最新バージョン、「Pro Tools 12」の販売を開始しています。
「Pro Tools 12」は、今年1月のNAMM Showで発表されたPro Toolsの最新バージョン。本バージョンから、月単位/年単位のサブスクリプションでもPro Toolsを利用できるようになり、また期間中は最新バージョンに無償でアップデート/アップグレードできる『Avidアップグレート/サポート・プラン』が付属。『Avidアップグレート/サポート・プラン』では、年中無休でサポートを受けることも可能になっています。さらに「Pro Tools 12」には今後、クラウド・コラボレーション機能や、プラグインを購入したり自身の楽曲を販売できるマーケットプレイス機能、セッションの管理を容易にするオーディオ・アーカイブ機能なども追加される予定となっています。
以下、「Pro Tools 12」の主な新機能です。
● 月単位/年単位のサブスクリプションでもPro Toolsを利用可能に
● 期間中は無償でソフトウェアのアップデート/アップグレードとサポートを受けられる『Avidアップグレート/サポート・プラン』
● クラウド・コラボレーション機能『Avid Cloud Collaboration for Pro Tools』(近日中に追加予定)
● プラグインを購入したり自身の楽曲を販売できる『Avid Marketplace』(近日中に追加予定)
● 他のユーザーにセッションを共有/コラボレート/プロモート/販売できる『Artist Community』(『Avid Marketplace』の一機能)(近日中に追加予定)
● セッションの全部/一部/ステム/2ミックスなどをローカル/クラウドに簡単に保存できるオーディオ・アーカイブ機能(近日中に追加予定)
● トラックや楽曲の管理を容易にするメタデータの埋め込み機能(近日中に追加予定)
「Pro Tools 12」は、Avid Storeでオンライン販売が開始されており、気になる価格は月単位のサブスクリプションが3,500円/月(税別)で、1年契約でサブスクリプションを申し込んだ場合は2,917円/月(税別)と、価格がディスカウントされています。サブスクリプションではない“永続ライセンス”もこれまでどおり販売されるようですが、こちらの価格は105,000円(税別)で、特別な理由が無い限りサブスクリプションで使用した方がお得な価格設定になっています(Pro Tools|HD softwareに関しては、ハードウェアのバンドルのみで、“永続ライセンス”の単体販売は無し)。
また、既存のPro Toolsユーザー(Pro Tools 9〜11、Pro Tools Express、Pro Tools M-Powered/MP 6〜9)のアップグレード価格は21,900円(税別)、Pro Tools|HDユーザー(Pro Tools|HD 9〜11、Pro Tools 9〜10+Complete Production Toolkit)のアップグレード価格は65,900円(税別)で、これらの価格には1年間の『Avidアップグレート/サポート・プラン』が含まれています。
なお、「Pro Tools 12」と同時に発表された無償版Pro Tools「Pro Tools|First」ですが、現時点ではまだ公開されていないようです。