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Klevgränd produktion、美しいユーザー・インターフェースを備えたモジュレーション・フィルター・プラグイン、「Svep」の無償配布を開始
スウェーデンのソフトウェア・デベロッパー、Klevgränd produktionが、新開発のプラグイン「Svep」の無償配布を開始しています。
「Svep」は、ヴィンテージ・ストンプのようなフェイザー・エフェクトから、自然な広がりのコーラス・エフェクトに至るまで、様々なサウンドを作り出すことができるモジュレーション・フィルター・プラグイン。昨年末にリリースされた同名のiPadアプリのプラグイン・バージョンです（iPadアプリ版は有償ですが、プラグイン・バージョンは無償で配布されています）。
シンプルで美しいユーザー・インターフェースは「Svep」の大きな特徴で、エフェクトのパラメーターは左右2つの円の中をドラッグして設定します（左側の円がレフト・チャンネル、右側の円がライト・チャンネル）。エフェクト・パラメーターは3つ用意されており、円の外周をドラッグすることでエフェクトのかかり具合を設定。12時の位置で最大、6時の位置で最小となります。そして中央の“+”マークを横方向にドラッグすることでレート、縦方向にドラッグすることでデプスを設定。レートを上げると円が変形して突起の数が多くなり、デプスを上げると突起の深さが大きくなります（この2つのパラメーターを最小値に設定すと、正円になります）。
「Svep」は、デフォルトでは左右のチャンネルがリンクしており、この場合は左下のスライダーを上げることでステレオ・エフェクトを生成することが可能。中央上部のスイッチをクリックすればリンクを外すこともでき、この場合は左右のチャンネル・パラメーターを独立して設定することができます。また、右下にはドライ音／エフェクト音のバランスを設定できるスライダーも用意されています。
独特のユーザー・インターフェースで操作には慣れが必要ですが、なかなかおもしろいサウンドが作り出せる「Svep」。Mac（10.7以降）／Windows（Windows 7以降）両対応で、AU／VST／VST3の各フォーマットをサポート。Klevgränd produktionのWebサイトから無償でダウンロードすることができます（購入手続きが必要です）。
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