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【定番フリー・プラグイン】Audio Damage「Rough Rider」 〜 温かみのあるサウンドが得られるヴィンテージ・スタイルのコンプレッサー 〜
Audio Damageの「Rough Rider」は、ヴィンテージ・アウトボードのような温かみのあるサウンドが特徴のコンプレッサー・プラグイン。決して万能なコンプレッサーではありませんが、ドラムやシンセ・ベース、クリーン・ギター、バッキング・ボーカルといった楽器に適したプラグインです。典型的なハードウェア・コンプレッサーといった感じの操作性に優れたパネル・レイアウトも特徴のひとつです。
以下、「Rough Rider」に用意されているパラメーターです。
● RATIO：コンプレッション・レシオを設定します。パラメーター値は、左に回しきると1:1、右に回しきると1:1000、12時の位置で1:10となります。従って12時の位置より左方向に設定した場合、コンプレッション・レシオは一桁台となり、逆に12時の位置より右方向に設定した場合は、ハードなコンプレッション・サウンドを得ることができます。
● ATTACK：アタック・タイムを設定しますが、数値で詳細に設定するのではなく、ノブを使って感覚的に設定する仕様になっているのが特徴です。
● RELEASE：リリース・タイムを設定しますが、数値で詳細に設定するのではなく、ノブを使って感覚的に設定する仕様になっているのが特徴です。
● メーター：ゲイン・リダクション量を表示します。
● SENSITIVITY：スレッショルドを設定します。右方向に回していくことで、コンプレッション量を増加させていくことができます。右に回しきった場合はディストーション・サウンドを得ることができます。
● MAKEUP：コンプレッションによって減衰したゲインを最大30dBの範囲で補うことができます。
● ACTIVE：エフェクトのオン／オフを切り替えます。このパラメーターをオートメーションした場合、奇妙な現象が起こるかもしれません。
VSTバージョンの「Rough Rider」は、他のAudio Damage製プラグイン同様、MIDI Learn機能にも対応しています（詳しくは、他のAudio Damage製プラグインのマニュアルを参照してください）。
「Rough Rider」はMac／Windows両対応で、プラグイン・フォーマットはVSTとAUをサポート（64bit対応）。Audio DamageのWebサイトから無償でダウンロードすることができます。
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